フォレスト・ウィテカーが、『The Shack』を監督することになった。脚本と主演も兼任する。

原作は2007年に出版され、1000万部を売り上げたベストセラー小説。主人公の娘が家族旅行中に誘拐され、現場に残された形跡から、警察は、彼女は殺されたものと判断する。だが、その4年後、主人公は、現場に戻るようにという神からの手紙を受け取り、その言葉に従ったのをきっかけに、彼の人生は大きく変化する。

ウィテカーは過去に『ため息つかせて』『微笑みをもう一度』『ホワイト・プリンセス』を監督しているが、主演と脚本を兼任するのはこれが初めて。ウィテカーは昨年、主演作『大統領の執事の涙』を大ヒットさせた。ほかに、昨年は『ラストスタンド』『Out of Furnace』『Black Nativity』が公開されている。また、現在製作準備中の『96時間』3作目にも出演が決まっている。

文:猿渡由紀