東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE 『1×0』アンコール公演 エピソード1&2 撮影:桜井隆幸、田中栄治 東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE 『1×0』アンコール公演 エピソード1&2 撮影:桜井隆幸、田中栄治

昨年8月から12月にかけて東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!』にて上演された、東京パフォーマンスドール(以下TPD)の「演劇と映像」、「歌とダンス」が融合した新感覚エンターテインメント公演「PLAY×LIVE『1×0』」(プレイライブ『ワンバイゼロ』)。好評に応えて、1月31日「アンコール公演 エピソード1&2」が開幕した。

東京パフォーマンスドール 公演情報

同公演では、前半に「演劇パート」があり、エピソードごとに主役メンバーが変わり、デュエット曲を披露。後半は先代TPDのDNAを継承した歌とダンスのノンストップパフォーマンス「ダンスサミットパート」で構成され、新旧TPDのライブを楽しめる内容。まずエピソード1の演劇パートでは、「Lost Without You」というタイトルのもと、リーダーの高嶋菜七と小林晏夕が主役を務めた。迫真の演技で、喧嘩、葛藤、和解などのシーンを見事に演じきり、目を見張る成長した姿や、細かい演出が加わることによって、昨夏に上演された演目と同じとは思えないほどの真新しさがそこにはあった。ダンスサミットでは、いきなり先代の名曲「TOKYO ROMANCE」をリアレンジバージョンで初披露。キュートでコミカルな振付がとても印象的で、一気に会場は盛り上がった。その後も「夢を」「おちゃめなジュリエット」など立て続けに先代ヒットナンバーをパフォーマンス。そして同公演の劇中歌全てを繋いだ「1×0」メドレーなど、新旧ファンが楽しめる選曲だった。

そしてエピソード2では、「In The Wonderland」というタイトルのもと、上西星来(17)と脇あかり(16)が主役を務めた。エピソード1同様に、進化した3Dプロジェクションマッピングとの融合や、リアレンジした芝居によって、新しいものを見た感覚になる。また同時に、昨夏観劇した方ならよりわかるであろう、メンバーの成長していく姿に、心打たれる。ダンスサミットでは、先代の名曲「OVERNIGHT SUCCESS」をリアレンジバージョンで初披露。照明と懐中電灯の演出をつかったパフォーマンスに、会場はヒートアップ。また、アンコール前には新たに「メンバー紹介を兼ねたソロダンスパート」が加わり、攻撃的なサウンドに合わせて、会場のボルテージは最高潮になった。

毎エピソードごとに、新たなパフォーマンスに挑戦していくTPD。そして演目だけでなく、見る側の環境でも「Smart Glass」という日本初の小型・軽量化されたディスプレイ装置を今回から取り入れている。そのメガネをかけることで、目の前にスペシャル映像が表示され、実際のステージと重ねながら同時に楽しむことができるという新たな試み。そんなTPDの同公演が、ニューバージョンとなって3月24日(月)よりエピソード1・2・3が上演されることが決定した。視覚や聴覚を存分に刺激される演出と、それを昇華させながら進化していくTPDの公演を、まずは劇場で体感してほしい。

「アンコール公演 エピソード1&2」は2月11日(火・祝)まで。チケット発売中。