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 鈴木亮平が主演する日曜劇場「下剋上球児」(TBS系)の第8話が、3日に放送された。弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くこのドラマは、『下剋上球児』(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画されたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじは全てフィクション。(*以下ネタバレあり)

 南雲(鈴木)が監督に復帰して1年。越山高校野球部は“日本一の下剋上”を目指し、夏の大会で34年ぶりにベスト8に進出した。地元の後押しを受けて準々決勝も突破した部員たちだったが、どこか緊張感を欠いており、南雲と山住(黒木華)は不安な思いを抱えていた。

 準決勝で対戦するのは賀門(松平健)率いる強豪・星葉高校。南雲にとっては教員免許の一件以来決別した賀門との師弟対決でもある。

 南雲は甲子園出場へ重要な一戦の先発投手を、エースの翔(中沢元紀)か、成長著しい根室(兵頭功海)にするかで頭を悩ませていた。

 そんな中、練習中に打球が山住を直撃するアクシデントが起こる。動揺する部員たちに、山住は「南雲監督にはこのことを言わないように」とくぎを刺すが…。

 放送終了後、SNS上には、成長した野球部員たちについて、「みんないい面構えになったよね。 かっこいいぞ」「今週もキャストの表情が素晴らしかった。年代、経験を重ねて皆の顔つき、目が違う。それらの瞬間を捉えるカメラワークがいい。高校野球を通して、球児だけではなく人間同士の関わり、さまざまな人たちの思いを描き、幅広い層が共感できる」といったコメントがあった。

 一方、「鈴木亮平って野球未経験って言ってましたよね。未経験者であんなに上手にノックができるんですか。偽造やないですよね?」といったジョーク交じりのコメントもあった。

 また、役割分担をする南雲と山住について、「鬼の山住、仏の南雲から、鬼の南雲、仏の山住に変わった」「他に信じるものがないという椿谷くん(伊藤あさひ)の言葉。 南雲監督がどれだけ自分たちのことを考えてくれているのか、ちゃんと分かっている。素晴らしい関係性。鬼の南雲じゃないよ、慰めなくても南雲監督は神。そして癒やしの山住」という意見も。

 そして、病院に向かった山住について、「山住先生が心配」「山住先生、右脇腹。骨に守られていない内臓系はヤバイって。なぜ監督に言わないの。次回は準決勝と山住先生の回」など、心配する声が上がった。