“PFFアワード2014”募集中

今秋に開催される第36回ぴあフィルムフェスティバルの自主映画を対象としたコンペティション“PFFアワード2014”の作品募集が現在行われている。昨年の入選作『山守クリップ工場の辺り』がロッテルダム映画祭でグランプリを受賞するなど、本アワードを機に世界に進出する監督も増えている。

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PFFアワードは、通常の映像コンペに設けられる年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排し、“過去1年以内に制作された未公開作品”であれば、どんな作品も受け付ける。応募された作品は、1作品につき“最低3人以上で必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る”というルールで審査を実施し、一次通過作品を審査員全員で審査した後に入選作品を決定する。

アワードでの入選をきっかけに海外上映が決定するケースも多く、これまでに135作品が264の映画祭に出品。昨年の審査員特別賞作品『山守クリップ工場の辺り』はロッテルダム映画祭のコンペ部門“ドラゴンタイガーアワード”のグランプリを受賞。バンクーバー映画祭でもグランプリに輝いており、本作を手がけた池田暁監督に注目が集まっている。

“PFFアワード2014”の応募詳細は映画祭公式サイトに掲載されており、3月25日(火)まで応募を受け付ける。

第36回PFFぴあフィルムフェスティバル
9月開催予定

第35回PFF in 福岡
4月25日(金)~27日(日) 福岡市総合図書館にて開催