そこまでやるか!あの空想デバイスを現代に再現

張り巡らされた伏線の数々、魅力的なキャラクター、巨人たちが醸し出す絶望感……それらに加えて『進撃の巨人』では、ちっぽけな人間が巨人と戦うために生み出されたオリジナリティあふれる武装も人気の要素だ。

ガス噴射でワイヤーを巻き上げて巨人の弱点(背後)に回りこむための“立体機動装置”と、独特な形状をした“超硬質ブレード”がその代表格。進撃ブームが過熱するなか、それらの装置を自作してしまおうという猛者が次々に現れている。

とりわけ解説の詳しさで圧巻なのが、コスプレイヤー・大北亮さんのサイト「ギャクヨガ」。漫画からゲーム、アメコミまであらゆるジャンルのコスチュームを作ってしまう“造形の達人”が、『進撃の巨人』に挑んだページの解説がマニアックでおもしろい。

 

「立体機動装置 自作」などのキーワードで検索すると、他にもさまざまな職人たちによる作例が写真や文章、動画で見られる。日本のファンも熱意と手先の器用さでは、決してドイツ人に負けていないようだ。