内田けんじ監督・脚本による映画を原作に、マギーが上演台本・演出を手掛ける『鍵泥棒のメソッド→リブート』が2024年1月11日(木)から東京・本多劇場ほかで上演される。

主演の望月歩は「映像作品でご一緒したときに、俯瞰的な目線で作品を捉えているだけでなく、柔軟性も持ち合わせているマギーさんは素敵だな、尊敬できるなと思っていました。そんなマギーさんが演出される舞台に主演できることが嬉しい。プレッシャーはあるものの、すごく気合が入っています」。望月は『真田十勇士』(2016)以来2度目の舞台出演。今回が初主演となるが「初舞台のときは何も考えず、毎日劇場に楽しく通っていましたが、あのときよりいろいろなことを考えるようになって、ドキドキしています。でもすごく幸せだし、前向きなエネルギーが溜まっています」と気合十分。

一方、秋元真夏は「前から映画版を観ていて、とても面白いと思っていたんです。今回はリブートということで、原作の面白さはそのままに、生でしか伝わらない面白さも盛り込まれると思います。久々の舞台で不安もあるのですが、それよりも楽しみな気持ちでいっぱいです」。作品の魅力を尋ねると、「読み終わったあとに乃木坂46時代のことを思い出しました」という。「私はセンターの子の魅力を引き出すことが生きがいで、その子が楽しくなったり、いろいろな人に見てもらえたりすることに喜びを感じていました。グループ卒業後、自分の人生をメインに考えなくてはいけない立場になったときに、自信が持てず、誰かにすがりたいと思っていました。そんなときにこの脚本を読んで、正解は1つではないと気づかせてもらって。前向きになれました」と自身が背中を押されたエピソードを明かした。

リブート上演ということで、設定や役との向き合い方も変わってくるようで、望月は「桜井は映画版よりも若い設定で、純粋な印象があります。映画版の年齢になるまでの10年間でこじれたのかも......と感じていただくような役作りもありだし、別物として楽しんでいただく役作りもあり」と話す。一方で、秋元はマギーから「秋元さんらしさも入れてほしい」と言われたらしく「人が話しかけやすい、明るくオープンな感じを取り入れたら、私なりの香苗になるかもですね」とプランを練っていた。

東京公演は1月21日(日)まで。大阪公演は1月27日(土)、森ノ宮ピロティホールにて。

取材・文:五月女菜穂