ビデオ再生ソフトの販売台数シェアで11年連続No.1を獲得している「PowerDVD」シリーズの最新バージョン

サイバーリンクは4月17日、4KやHDR対応コンテンツなど、あらゆる形式のデジタルメディアを再生できる動画再生ソフト「PowerDVD」シリーズの新バージョン「PowerDVD 18」のダウンロード版を発売した。パッケージ版は4月20日に発売する。

PowerDVDシリーズは、家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」の年間データによると、さまざまなジャンルのソフトを対象とした「ビデオ関連ソフト」のうち、「ビデオ再生ソフト」に限って集計すると、11年連続で販売本数シェアNo.1を獲得。シェアは7割を超え、PC向けビデオ再生ソフトとしては、圧倒的な人気を誇る。

最新版「PowerDVD 18」は360°映像・写真の再生が分割表示のマルチビューに対応。2分割またが3分割が可能で、メインとサブも簡単に切り替えられる。写真はスライドショーで自動的に視点を変えるよう設定することも可能だ。

また、ミニウィンドウ再生機能を搭載し、デスクトップの前面に固定したままで動画を閲覧できるようになった。PCで別の作業中に「ながら見」で動画を楽しむ新しい提案だ。ミニウィンドウは表示位置や画面サイズを自由に調整できる。

自社のクラウドサービスには従来から対応していたが、新バージョンからはGoogle Drive/OneDrive/Dropboxにも対応。「PowerDVD」のインターフェースからそれぞれのクラウドサービスに保存してある動画、写真、音楽に直接アクセスできるようになった。

このほか、ウルトラワイドモニタならフルスクリーン表示可能なシネスコサイズ対応、YouTubeライブの再生サポート、YouTubeの字幕再生の2言語同時表示、ラーニングセンターのワンクリックアクセス、動画共有サイト「Vimeo」の360°動画対応など、多彩な機能を追加した。さらに、最上位バージョンの「Ultra」には、Windows Mixed Realityヘッドセット対応の再生ソフト「Power Media Player MR」をダウンロード提供する。

ダウンロード版の税別価格は「PowerDVD 18 Ultra」が1万926円、「PowerDVD 18 Ultra アップグレード版(Ver16/17から)」が9074円、「PowerDVD 18 Pro」が6667円、「PowerDVD 18 Pro アップグレード版(Ver16/17から)」が4815円、「PowerDVD 18 Standard」が4444円。

4月20日に発売するパッケージ版の税別価格は「PowerDVD 18 Ultra」が1万2000円、「PowerDVD 18 Ultra 乗換え・アップグレード版」が1万円、「PowerDVD 18 Ultra アカデミック版」が8500円、「PowerDVD 18 Pro」が6800円、「PowerDVD 18 Pro 乗換え・アップグレード版」が5000円、「PowerDVD 18 Standard」が4500円。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。