「動画プリント」(左)と「うごく動画プリントAR」のイメージ

富士フイルムは、スマートフォンで撮影した動画から静止画を切り出して、簡単に高画質のプリントを注文できる「動画フォト!サービス」で、「動画プリント」と「うごく動画プリントAR」の提供を、4月下旬に開始する。

「写真のある生活(フォトライフ)で人生を豊かに」というメッセージを発信する「フォトルネッサンス」運動の第三弾。独自の画像解析技術を活用したソフトウェア「イメージオーガナイザー」によって、撮影した動画から自動でいいシーンを20枚程度切り出して提示し、簡単に高画質プリントを注文できる。

動画から切り出した静止画データは、画像安心保管サービス「マイフォトボックス」に保存できる。保存した画像は、通常のプリントをはじめ、フォトブックやポストカードなど、ほかのプリントサービスにも使用できる。

対象プリントサイズは、ハガキサイズ。注文は専用アプリから行い、プリントした写真は宅配または店舗で受け取ることができる。

「動画プリント」の価格はオープンで、実勢価格は1枚あたり80円程度の見込み。

「うごく動画プリントAR」は、「動画プリント」に加えて、AR技術を活用して、プリントした写真にスマートフォンをかざすだけで、プリントに紐づいたサーバー上の動画に自動でアクセスし、動画と音声を自動再生する。動画データの保管期限は2年間を予定している。価格はオープンで、実勢価格は1枚あたり250円程度の見込み。