ウディ・アレンの養女ディラン・ファローが7歳の時にアレンに性的暴行を受けた件を再び持ち出してきた件ついて、アレンの養子モーゼス・ファローが、父を弁護するコメントを発表した。「People」誌に対するインタビューで、モーゼスは、アレンはディランに性的暴行は加えていないと主張。アレンが養女スン・イーと恋に堕ちたことに激怒した母ミア・ファローが、復讐として、偽りの記憶をディランに植え付けたにすぎないと語った。

ディランがアレンから暴行を受けた件は20年以上前にニュースになったが、オスカーノミネーションや、「ブロードゥエイと銃弾」の舞台ミュージカル版の開幕に合わせてアレンにあらためて注目が集まった先月、ディランが「New York Times」紙にオープンレターを送ったことで、再び話題になったもの。

ディランはモーゼスの発言を「裏切りだ」と批難。自分の記憶はたしかだと語っている。

文:猿渡由紀