片岡愛之助、三谷幸喜新作舞台で「台本の進化楽しみ」

2014.2.7 19:40配信
片岡愛之助  撮影:源 賀津己 片岡愛之助  撮影:源 賀津己

大ヒットした昨夏の連続ドラマ『半沢直樹』の金融庁検査官・黒崎役でお茶の間の顔となった、歌舞伎役者の片岡愛之助。4月開幕の三谷幸喜作・演出による新作コメディ『酒と涙とジキルとハイド』では、タイトルロールのジキル博士を演じる。スチール撮影に臨む愛之助に話を訊いた。

舞台『酒と涙とジキルとハイド』チケット情報

三谷作品は2006年の正月ドラマ『新選組!! 土方歳三最期の一日』の榎本武揚役で経験済み。「滅茶苦茶セリフが多くて、台本何10ページにも亘るシーンがあったり。土方役の山本耕史くんと読み合わせをしながら“これって、まるで舞台だよね?”と話したりして、すごく楽しかった」という。舞台での三谷との顔合わせに期待していることを尋ねると「最初にいただいた台本からどれだけ変わるのか」と応じた。「(三谷さんが演出された)PARCO歌舞伎の出演者から、台本が進化していくと聞きました。やっぱり舞台は生き物ですから、三谷さんが演出して下さる中でどんどん変わって行く…というのは、役者として楽しみです」。

優香、藤井隆とは初共演。以前インタビューで優香が愛之助のことを「思い切りのいい方では?」と話していたことを伝えると、「ハハハ、思い切りというか、切り替えはいいですよ。よく役の切り替えについて聞かれるんですが、困ってらっしゃる方が多いんですかね? 歌舞伎では、昼に3本、夜に3本の出し物があれば、それに応じて白塗りの二枚目の次は赤っ面の人殺しと、毎日何度も演じる役が替わりますから、切り替えは早いですね」。

ジャンルの違うふたりとの共演もまた、楽しみのひとつだ。「司会やドラマ、志村けんさんとのコントと多才な優香さん。そして歌えて踊れて、喜劇はお手のものの藤井さん。異色の僕らが同じ板の上に立つことで、きっといろいろな化学反応が見られるでしょう。そこをお客さまにも期待していただきたいですね。僕も客席に回って観たいですよ」。歌舞伎ファンの中には“私は歌舞伎しか観ない”と言う人もいるそうだが、「今回はぜひとも食わず嫌いをよして、一度三谷さんの作品を観ていただきたい。反対に歌舞伎をご覧になったことがない方には、一度観にいらしてほしいです。人間が生きている時間なんて、歴史の中では点みたいなもの。せっかくなら、いろいろなものに興味を持っていただきたいですね」。

公演は4月10日(木)から30日(水)まで東京芸術劇場 プレイハウス(4月8日(火)・9日(水)プレビュー公演あり)、5月4日(日)から18日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、5月22日(木)から25日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。東京公演のチケット一般発売は2月8日(土)、大阪公演は3月1日(土)より。チケットぴあでは、大阪公演のインターネット先行を実施中、2月12日(水)午前11時まで受付。

取材・文:山上裕子

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