T1project『君の心に残るもの』 T1project『君の心に残るもの』

本多劇場グループが東京・下北沢に8つ目の劇場となる「小劇場B1」をオープン、2月18日(火)よりオープニング記念公演として、T1project『君の心に残るもの』を上演する。廃線になった駅の待合室で暮らす老女。彼女の財産を巡って人々が巻き起こす騒動を描く作品。ドラマ、舞台と幅広く活躍する、友澤晃一が作・演出を担当する。

T1project『君の心に残るもの』チケット情報

友澤は「今回、こけら落とし公演のお話をいただいた時に考えていたのは、『老人は、なぜ子供に微笑むのだろう』ということです。僕なりに得た答えは―――いずれは消えてしまう儚い存在である僕たちが、本当に残さなければならないものは、物でもお金でもなく、目に見えないものなのではないか? ということです。目に見えないものは、確実に次の世代へと伝えられていくのです。それは、人から人へと伝えなければならないものであり、人から人にしか伝えられないものです。もしかしたら、そんな目に見えないものが、僕にこの物語を書かせたのかもしれません。 下北沢の新しい劇場『小劇場B1』へお越しいただいて、あなたの心に残るものを見つけていただきたいと願っています」と話している。

公演は2月18日(火)から23日(日)まで。チケット発売中。