段ボールでコントローラを手作りするNintendo Laboが発売。専用の棚も段ボール製

任天堂は4月20日、公式オンラインストア「My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)」で、コントローラを段ボールで組み立てて遊ぶ「Nintendo Labo」の段ボールキットのみの販売を開始した。

「Nintendo Labo」は、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」のゲームソフトと、段ボールでつくるコントローラ「Toy-Con」の組み立てキットがセットになっている。「Toy-Con」とNintendo Switchを合体させて、さまざまな遊びを実現する。

段ボールを採用したのは、作りやすいという理由から。ところが、消費者からは「段ボールだとすぐに壊れるかもしれない」「濡れたらもろくなるのでは」といった、耐久性に対する不安の声がでている。

こういった不安を解消するのがダンボールキットのみの販売だ。「Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit(バラエティ キット)」用を税別3758円で、「Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit(ロボット キット)」用を税別3218円で、それぞれ販売する。ロボットキットは2人プレイにも利用できる。

また、段ボールなら消費者が自分で組み立てたり、直したり、作りかえることもできる。のりやテープを使わずに組み立てられることも、ほかにコストがかからないので魅力だ。作ったり遊んだりしているうちに仕組みがわかれば、パーツを自ら作ることもできる。その際は、保護者の頼りがいが試される。