今、皆スゴく苦労してるのも分かるし、だからなんか、一緒に頑張ろうって言いたいけど、今いるチームが違うしなあ、とかスゴく考えちゃって。

とくに、大島チームKの子が来てくれると、自分もスゴく短い時間ですけど、大島チームKにいた時があったから、いろんな気持ちも理解できて、かえって軽い言葉はかけられない、って思ってたんです。

でも、「本当にいい先輩を持たせてもらいました」っていう言葉をもらうと、言葉にしなくても伝わる子には伝わるな、っていうのをスゴく感じさせてもらいました。

これから名古屋、福岡、大阪と地方へも行くんですが、そのときに見たいって言ってくれている地元のメンバーの子たちもいるみたいなので、それもうれしいなあと思ってるんです。まだ公演は続いてるから、たくさんのメンバーに見てもらいたいなって。

――佐江ちゃんを近くで支える心友トリオや、後輩の皆さんの他にも、週1ペースで観劇されているお母さまを始め、ご家族のサポートもあるのではと思いますが、宮澤ファミリーの皆さんは今回の舞台についてどのように話されていますか? 

父と母は初日に見に来てくれたんです。

ママは、私のステージを見る初日はいつもまともに見られないんですって。ステージに立ってる佐江を見ると、「ママが緊張しちゃう」って。佐江が上海の劇場に初めて立ったときもそうだったみたいで、力が入って、肩がこっちゃうらしいんです。ましてや今回はお芝居もあって。

だから、舞台初日は、「今日は感想言えないから」って前もって言われてたんですね。案の定、終わった後に「どうだった?」って聞いたら、「本当にスゴかったんだけど……、ね……、スゴく疲れちゃいました〜〜〜」とか言って、本当にへとへとに疲れちゃってました(笑)

――客席で手に汗にぎっているお母さまの様子が伝わってきます。お父さまはどうですか?

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