17歳の頃に、当時42歳だったウディ・アレンと交際したステイシー・ナルキンが、テレビ番組に出演し、ウディ・アレンは無実だと発言した。アレンの養女ディラン・ファローが、7歳の時にアレンにわいせつ行為をされたと語っている件に触れたもの。ナルキンは、ディランの弟ローナン・ファローが新しいテレビ番組を始めようとしていることを指摘し、この古い問題を今になってディランが持ち出してくるのは、番組の宣伝効果を狙っているのではないかとの疑問を表明している。

しかし、ディランがウソをついているとは言及せず、「おそらく彼女はこれが本当に起こったと信じていて、辛い思いをしているのでしょう。でも、私はそれが起こったとは思わない。私はウディのことを、この事件の前も、最中も、その後も、ずっと知っている」とコメントした。アレンとナルキンは、ナルキンが高校生の時に約半年間交際。その恋愛は、『マンハッタン』のインスピレーションになったと言われている。ディランの兄モーゼス・ファローも、先週、「People」誌に対し、アレンを弁護する発言をしている。

文:猿渡由紀