開幕の挨拶に立ったCIPAの内田代表理事会長

カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラと写真映像の展示会「CP+2014」が、2月13日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。2月16日まで。初日は、CIPAの内田恒二代表理事会長、林文子横浜市長らによるテープカットセレモニーが行われた。

セレモニーでは、内田代表が「『CP+』は新製品の発表などを海外のイベントに依存する体制を打開するために5年前にスタートした。今では多くのワールドプレミアを用意する世界が認めるイベントに成長した。スマートフォンの急成長でカメラ産業は転換期を迎えているが、『撮る、見る、つながる』楽しさを体験できる製品や企画を体感してほしい」と挨拶した。

5度目の横浜開催となる今回のテーマは、「より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー」。写真・映像分野のインプットからアウトプットまで、幅広い領域の製品を展示する。また、フランスの写真とカメラのイベント「サロン・ドゥ・ラ・フォト」が主催する写真コンテストの優秀作品を展示するなど、写真のすばらしさや楽しさを再発見できる企画も多数用意する。

出展企業は115社/団体(昨年は106社/団体)で、小間数は956小間(昨年は908小間)。7万人の来場者を見込んでいる。開催時間は、2月13日が12~18時、2月14・15日が10~18時、最終日の16日は10~17時。