ホアキン・フェニックスが『エヴァの告白』に出演

2014.2.14 12:26配信
『エヴァの告白』(C) 2013 Wild Bunch S.A. and Worldview Entertainment Holdings LLC

マリオン・コティヤール主演の新作映画『エヴァの告白』に名優ホアキン・フェニックスが出演している。騒動を起こしてファンをヒヤリとさせることもあるが、その演技力の確かさと作品選びの眼は映画ファンから高い評価を集めている俳優で、本作でも愛した女性を生きるための“道具”として使わねばならない男を繊細なタッチで演じている。

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ホアキン・フェニックスは、1974年生まれの米国人俳優。故リバー・フェニックスの実弟で、子役としてそのキャリアをスタートさせた後も着々と出演作を積み、26歳の時に出演した『グラディエーター』でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。さらにその5年後には『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、オスカーにもノミネートされた。また先ごろこの世を去ったフィリップ・シーモア・ホフマンの推薦でポール・トーマス・アンダーソン監督の『ザ・マスター』に主演し、高い評価を集めた。

そんな彼が繰り返しタッグを組んでいるのが本作を手がけたジェームズ・グレイ監督だ。ふたりの4作目となる『エヴァの告白』の舞台は1921年。主人公のエヴァは戦火を逃れてポーランドからアメリカにやってくるが、愛する妹が病で入国審査で隔離され、自身も強制送還を通告される。それでも彼女は妹と再会するために手段を選ばず、娼婦に身を落としても新天地で生き抜こうとする。フェニックスは、エヴァを助け、愛しながら、同時に彼女を利用する男ブルーノを演じている。コティヤールはフェニックスについて「彼には非の打ち所がない本能があるんです。野生の動物みたいに。ブルーノという人物は彼にとっては難しい役で、随分奮闘していましたし、彼が自分自身と闘っているのを見るのはとても感動的でした。時々、シーンを終えると、彼は私のところへやってきて、ブルーノがエヴァに対してしていることを許してくれと言いました。それほど優しい人に会ったことはありません」という。

愛しているのに素直に気持ちを伝えられない場面ではほんのわずかな表情の変化ですべてを語り、愛する女性を“利用”する場面では空間を完全に支配するほどのテンションで相手を追い込む。グレイ監督は彼のために“ブルーノ”という人物を造形したそうで「彼は演じる役柄の内面をよく伝えることができるので、ブルーノは策略家としてつかみどころがなく、移り気にするというプランを立てた」と彼に絶大の信頼を寄せる。

本当に演技力のある俳優でなければできない役どころ、本当に演じる価値のある作品を選び続けるフェニックスが『エヴァの告白』でどんな複雑な役どころを見せるのか? 映画ファンは気になるのではないだろうか。

『エヴァの告白』
2月14日(金)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー

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