好感度の高いプロフィール写真って?

自撮りには気をつけて

次は“Facebook上での第一印象”を決めてしまうほど大事なプロフィール写真。複数枚入れている人もいますが、どのような写真を何枚くらいがベストなのでしょうか。

「自分に興味を持ってくれた人はアルバムの中の『プロフィール写真』を覗くので、楽しい要素を少し取り入れるとよいでしょう。

たとえば1枚は顔がハッキリわかるもの、もう1枚は仲間と楽しそうに写ったもの、もう1枚は好きな観光地で撮ったものなど、異なるテイストの写真を3枚ほど載せると、見る相手にいろいろな面をアピールできておすすめです」

基本的には旅行や飲み会時に何気なく撮られた「自然な写真」が一番だとか。「顔だけでなく、海や山など絶景の中で映った写真も好印象です」と東先生。よく思われたいからと写真館で撮影したり、カッコよく見せたいからとキメ顔で写ったりする必要はありません。

「女性から不評のプロフィール写真は“自撮り”です。アピールしたい気持ちはわかりますが、プロフィール写真を自撮りで埋め尽くす、なんてことのないようにしましょう」と注意点も。顔写真が手元にないからといって、自撮りでなんとかしようとは思わず、友達と一緒にいるときに撮ってもらうなど、誰かが撮ってくれた写真を使うのがベスト。

 

モテる投稿、モテない投稿の違いとは?

定番人気は「お肉」の写真!

プロフィールが設定できたら、早速ウォールに近況を投稿しましょう。東先生いわく「美しい風景やおいしそうな食べ物、仲間と写った写真を投稿すると女性ウケはいいですよ」とのこと。

確かに空の写真やアツアツで美味しそうな焼肉の写真、人物が写った写真など「いいね!」がたくさんつきやすい写真は魅力的。

実際に女性が思わずキュンとしてしまった事例も聞きたい! 東先生が実際に好印象を持った投稿エピソードを披露してもらいました。

「一見コワそうに見える男性が載せていた、犬と戯れている写真がよかったです。普段見せることのない優しい笑顔に思わずキュンときました。

また、草食系男子がフットサルなどのスポーツに興じていたり、ゴツいバイクに乗っている写真などを見ると『この人意外とアクティブなんだなぁ』と興味を持ちます。女性はギャップに弱い生き物なんです」

一方で、「ジムで鍛えていることをアピールしたいのか、上半身裸の筋肉ショットをジムに行く度に載せる男性がいました。彼としては男らしさを見せたいようですが、ナルシストのようにも見えて引いてしまいました(笑)。彼は女性の間で密かに“筋肉ナルシー”と呼ばれています」なんて残念な事例も…。

投稿回数については「1日1度を目安にして」と東先生。投稿時間帯にも気を使ったほうがよいのでしょうか。

「女性がよくFacebookを見る時間帯はランチタイムと帰宅時間です。お昼休みに気分転換にFacebookを見る人はとても多いです。また仕事を終えたあとの通勤電車でも、ヒマつぶしのために多くの人がFacebookを見ています。ゴールデンタイムはお昼の12時と帰宅時間の18時。その時間に投稿すれば、女性の目に触れることが多くなりますよ」

ソーシャル恋愛を成功させるにはコツがあります。全7回に渡ってさまざまなテクニックを教わりますのでお楽しみに!

 

東香名子(あずま・かなこ)

恋愛コラムニスト。女ゴコロをさり気なくくすぐる、女性目線で語る恋愛テクニックに定評あり。現在は独身女性向けメディア「東京独女スタイル」で編集長を務める。

著書に『ココで差がつく街コンテクニック』(Kindle版)など。

 

 

 

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。