リアル自立歩行恐竜型メカニカルスーツ「DINO-TRONICS(株式会社ON-ART)」を使った新たな体験型ライブエンターテイメント“DINOSAUR LIVE「DINO SAFARI」”が本日4月26日より東京・渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホール ホールAで開幕。前日の25日にゲネプロ(総通し稽古)が公開された。
観客はサファリガイドのリック(ジェイソン・ハンコック、山口森広)とアンナ(仙石みなみ、松尾彩加)、安全を守るレンジャー隊員とともに恐竜を観察する設定。会場内は薄暗く、広大な草原地域を思わせるつくりだ。コの字型に座席が配置されているが、観客は地面の一部に敷かれた芝生の上でも見ることができる。
全長8メートルの超大型肉食恐竜・ティラノサウルス、その永遠のライバルで強靭な体と長大な角が特徴の植物食恐竜・トリケラトプス、獰猛な肉食恐竜・アロサウルス、素早い動きで巧みに獲物を翻弄する・ラプトルのほか、優れた視力と高い知能を持っていたとされ、羽毛をまとった肉食恐竜・ユタラプトル2頭が今回新たに登場する。5種6頭のリアルな恐竜たちが会場を自由に歩き回ったり、吠えたり、咬みつこうと迫ってきたりする姿は非常に迫力があった。なお、公演中もフラッシュなしの写真撮影や動画撮影が可能なので、“SNS映え”も十分な公演だ。
「百獣の王」から「百竜の王」となった、本公演のオフィシャルサポーターを務める武井壮は「目の前で見る実物大の恐竜に圧倒された。公演後でも鳥肌がおさまらず、興奮に包まれている」と観劇の感想を話す。そして、「『DINO SAFARI』は古代に生きた恐竜たちが現代に蘇る『生きた博物館』のよう。大人も子供も楽しめるステージなので、この迫力をぜひご家族やお友達と体感してほしい」とコメントをしていた。
興奮の恐竜ワンダーランドが繰り広げられる“DINOSAUR LIVE「DINO SAFARI」”は4月26日(木)~5月5日(土)の全40ステージ。完全入れ替え制で上演時間は50分。通常バージョン(3歳以上有料、3歳未満膝上可)と、ダークなサファリを楽しめるナイトメア・バージョン(未就学児童入場不可)の2種類がある。チケットは発売中。
取材・文・写真=五月女菜穂
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