ニコン、フルサイズデジタル一眼レフのフラッグシップモデル「ニコン D4S」

2014.2.25 18:48配信
ニコン D4S(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED装着時)

ニコンは、ニコンFXフォーマットに対応したデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル「ニコン D4S」を、3月6日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は65万円前後の見込み。

有効画素数1623万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサ(36.0×23.9mm)を搭載したデジタル一眼レフカメラ。プロフェッショナルからの意見を反映し、高度なカメラワークを想定したシミュレーションを繰り返すことによって、厳しい条件の撮影状況で期待に応えられる高精度のAF(オートフォーカス)捕捉・追従性能を実現した。

「アドバンストマルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュール」をベースにAFアルゴリズムを高次元で調整することで、予測のつきにくい動きのある被写体や、コントラストの低い被写体でもしっかり合焦する。高速で接近、または遠ざかるような動きの激しい被写体にも、高いAF追従性能を発揮する。

AF機能には、「D4」で好評の「シングルポイントAF」「ダイナミックAF(9点、21点、51点)」「3D-トラッキング」「オートエリアAF」に加えて、新たにユーザーが選択したフォーカスポイント1点と、それを囲む上下左右4点の5点でグループ(面)を形成してピント合わせを行うことで、小さくて動きの予測がつきにくい被写体を捉えられる「グループエリアAF」を備える。

画質は、ニコンFXフォーマットCMOSセンサと新画像処理エンジン「EXPEED 4」によって、より高い鮮鋭感と立体感、自然な肌のトーンを再現するJPEG画像が得られる。また、高感度撮影時のノイズを低減して、実用感度域ISO100~25600を実現。全域でシャープなラインとざらつきの少ない美しい色を描写する。

オートホワイトバランスには、フレーム内の白部分をより正確に抽出して判別することで、多様な光源下でも健康的で鮮やかな肌の色を表現する新たな画像の分析方法を取り入れた。あらかじめホワイトバランスのプリセットマニュアルデータを取得する「スポットホワイトバランス」を搭載し、正しく取得できなかった場合でも、データ取得エリアを変えて連続して動作するので、取得をやり直す必要がない。

ミラーバウンド動作による振動を抑えることで、ファインダーの像ブレを低減。また、像消失時間を短縮し、高速連続撮影中は選択したフォーカスポイントが常時点灯するのでシャッターを切るたびに点滅せず、ファインダーが見やすい。

画像の記録形式には、撮影時に画素数をRAWの4分の1にして記録することで、スピーディーで快適な編集ができる「RAW サイズS」を新たに追加した。

1000BASE-T準拠の有線LANポートと、色調を好みに合わせて変更できる広視野角の3.2インチ液晶モニタを備える。グリップ形状は、手の小さな人でも持ちやすいようフィット感を高め、背面の形状やサブセレクターは、ホールディング性や操作の確実性を向上している。

解像度1920×1080、60p/50p対応で、被写体の動きを滑らかに再現し、極端な輝度変化でも綿密な露出調整・制御ができるフルHD動画撮影機能「Dムービー」を搭載する。画像処理エンジン「EXPEED 4」によって、全感度域でノイズを抑え、豊かな階調表現とディテールを保ちつつ、鮮鋭感のある動画を撮影できる。

レンズマウントはニコンFマウント。対応メディアは、XQDメモリカード、コンパクトフラッシュ(Type I、UDMA対応)。サイズは幅160.0×高さ156.5×奥行き90.5mmで、重さは約1350g。

いま人気の動画

     

人気記事ランキング