「LINE Showcase 2014 Feb.」を開催

LINEは、2月26日、無料でメッセージ交換や音声通話ができるサービス「LINE」のサービス発表会「LINE Showcase 2014 Feb.」を開催し、固定電話やLINEアプリをインストールできないフィーチャー・フォンにも電話をかけられる「LINE電話」を3月に提供すると発表した。

「LINE」は、これまでユーザー同士、つまり「LINE」アプリをインストールした端末だけで無料通話ができるサービスだった。出澤剛COOは、「LINEが生活インフラになるために、これまでの枠を破ってチャレンジしていく」と話し、国内外の固定電話や携帯電話とも通話ができる新しいサービス「LINE電話」を提供する。

「LINE」アプリ上から固定・携帯電話へ電話をかけるには、「LINE電話」アイコンをタップし、相手先の電話番号をキーパッドで入力。端末内の電話帳情報や通話履歴から発信先を選択することもできる。

「LINE電話」の受信側には、通常の着信と同じように電話帳に登録してある発信者の名前や電話番号が表示される。事前の試験では、NTTドコモの端末にかけた場合のみ、非通知と表示されることがあるという。

「LINE」の検索機能と組み合わせて便利に使うこともできる。店舗や施設を中心とした650万件を超える電話番号データベースから、位置情報、カテゴリ、キーワードによって店舗・施設を検索し、検索結果から電話をかけることができる。

料金プランは、利用する通話時間分を事前にチャージする「コールクレジット」と、60分ぶんの通話料をお得に購入できる「30日プラン」の二つを用意。「30日プラン」は、購入から30日間使うことができ、繰り越しはできない。決済方法は「コールクレジット」がLINEアプリ内決済のみで、「30日プラン」は「LINEウェブストア」から購入する。

通話料金は、「コールクレジット」で携帯電話への通話で1分14円、固定電話への場合は1分3円となる。「30日プラン」は、固定電話のみに通話するプランは1分2円。固定・携帯電話に通話するプランは、いずれも1分6.5円。

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