『TREE OF LIFE』を聴けば東方神起の全体的なイメージがわかる

東方神起ユンホ
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アルバムのタイトル曲として制作された『TREE OF LIFE』は、クラシックやゴスペルの要素を取り入れた大曲。ひと言ひと言丁寧に紡がれるふたりの歌は温もりと深みを湛えていて見事だし、地面に芽吹いた双葉がぐんぐん生長し、緑生い茂る大樹へと変わる様が目の前に浮かんでくるようなドラマティックなサウンドも素晴らしい。

この曲のテーマは《僕たちはこの木の下に出会い生を育む》というサビの歌詞。四季の移り変わりによって樹木は姿形を変えるけれど、いつも同じ場所にあるということ。そして、その樹木は私たちと寄り添い、ときに支えてくれる存在であるということ。また春は必ず巡り来るという自然の摂理も伝えている。

ユンホ「この曲は本当に歌詞が難しかったので、ディレクターさんに一つひとつ聞いて確認して歌っていきました。この曲を聴けば今回の東方神起の全体的なイメージがわかってもらえると思うし、僕たちは自然と寄り添っていかなきゃならないっていうことを伝えなきゃというプレッシャーもある曲だと思ってます」

チャンミン「この曲を聞いたときに何年か前にグランドキャニオンに行ったことを思い出したんです。そのとき自然の雄大さにびっくりしたんですね。あの前では人間はどれだけ小さい存在かっていうことに気づいた。そんな偉大な自然を人間は破壊するのではなく、自然と人間は共存共生すべきだって思った。この曲はそういうメッセージも含んでますね」