そうですね。実感としては、まだ本当に、東京公演が終わったっていう感じがしないんですよ。

これから名古屋、福岡、大阪を回れるから、っていう気持ちがあるからなのかな。着々と大阪の大千秋楽に向かって、日にちが少なくなっているにも関わらず、そういう感覚も今はまだなくて。日々、充実し過ぎてるからなのかなあ。

――東京千秋楽の日は、何か特別にされたことなどあったんですか?

それはなかったですね。千秋楽だからといって、特別に何かをするのは好きじゃないし、舞台をたくさんされている共演者の方たちも同じ気持ちだったと思います。

舞台は来て下さるお客様が毎回違いますから。舞台を見るのは何回目というお客様もいるかもしれないけど、お客様によっては最初で最後かもしれない。だから毎回、毎回、同じものを見せなきゃいけないって思うんですね。

でもその中で、ハプニングがあったりすれば、特別になるかもしれないけど。なので、千秋楽だから何か特別なことをというのではなくて、いつもと同じ気持ちだったんです。

――東京では44回の公演が行なわれましたが、今振り返って、その中で、一番嬉しかったこと、ハッピーだったことって何ですか?

バックナンバー