デンマークで生まれ、全世界の子どもたちを魅了し続けている“レゴ”の世界を描いた初の長編映画『LEGO(R) ムービー』の本編映像の一部が公開された。あの人気ヒーロー、バットマンが颯爽と登場するも、これまで見せたことのない一面を見せるコミカルな映像だ。
本作は、『くもりときどきミートボール』のフィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督&脚本を手がけ、レゴブロックの世界観を描き出す3DCGアニメ。“世界を救う鍵となる人物”に間違われてしまった平凡なレゴミニフィギュアのエメットが見知らぬ集団と共に大冒険に出る姿を描く。主人公の声を『マネーボール』のクリス・プラットが演じるほか、ウィル・フェレル、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、エリザベス・バンクスら豪華キャストが声を演じる。
このほど公開された映像は、主人公エメットたちが何者かに追われるも、空からバットマンが登場して主人公たちを救う場面。その姿はこれまで映画やコミックで見てきたバットマンそのものだが、彼はその後……恋人とイチャつき始める! 本作には他にもスーパーマンなどおなじみのキャラクターが登場するが、すべて“レゴの世界”の住人で、それぞれがユーモアあふれるキャラクターに描かれており、思わず笑みがこぼれる。
また、アニメーションにも注目だ。本作はフルCGで描かれたアニメーションだが、すべてがレゴブロックで作られた世界を忠実に再現しており、マシンが空を飛んだり変形したりはするが、誰もが小さい頃に遊び、親しんできたレゴの見た目や世界、ブロックを別のものに“見立てる”工夫が随所になされている。このほど公開された映像も短時間の間に次から次へとピンチが訪れる展開が描かれており、見た目は愛らしいが、かつてレゴで遊んだ大人の観客も魅了する映像に仕上がっている。
『LEGO(R) ムービー』
3月21日(金・祝) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー