『ジュピター』 (C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED. ALL RIGHTS R

『マトリックス』『クラウド・アトラス』のラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督の最新作『ジュピター』が今秋に日本公開されることが決定し、特報映像が公開された。これまで数々の斬新なアイデアで映像、物語、観客の常識を刺激し、魅了し、更新してきた監督が新作の主人公に選んだのは“宇宙の未来を変えてしまう女性”だ。

その他の情報

本作の主人公はミラ・クニス演じる女性ジュピター。彼女はある日、何者かに命を狙われるが、遺伝子操作された元兵士のハンター、ケイン(チャニング・テイタム)に救われる。彼によると、シカゴで清掃員の仕事をしていた平凡な女性ジュピターは、実は宇宙を変えるかもしれない遺伝子を持つ女性だという。監督が「これはSFのスペースオペラです。『ジュピター』には私達が愛するジャンルの様々な要素がつめ込まれています。アクションもあるし、ロマンチック恋愛物語でもある。私達はファンでいてくれる人々をこの『ジュピター』で驚かせますよ!」と語る通り、このほど公開された映像は短い時間の間に様々な要素が次々に登場し、物語への想像を膨らませるキーワードやセリフが飛び出す。

冴えない主人公がこの世界の秘密を暴き、救世主として戦う『マトリックス』や、様々な時代を生きる人々の勇気ある行動が時を超えて連関していく様を描いた『クラウド・アトラス』など、ウォシャウスキー監督の作品は、観客が“当たり前”だと思っている事柄に新たな方向から光をあて、誰も観たことのないドラマを描き出してきた。本作は地球だけでなく宇宙全体を巻き込んだ壮大なドラマが描かれるようだが、ウォシャウスキー監督だけに観客の誰もが共感し、体験したことのない“驚き”に満ちた作品になるのではないだろうか。

『ジュピター』
2014年秋 全国ロードショー