FUJINON 双眼鏡シリーズに「防振」・「防水」・「小型軽量」を実現したモデル ~IPX7の防水化による使用シーン拡大と電池寿命30時間の実現によるタフネス向上~

 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、双眼鏡「FUJINON TECHNO-STABI(テクノスタビ)」シリーズから、「FUJINON TECHNO-STABI TS12x28WP」(以下「TS12x28WP」)「FUJINON TECHNO-STABI TS16x28WP」(以下「TS16x28WP」)を2024年2月6日より発売しました。「TS12x28WP / TS16x28WP」は、小型軽量でありながら、防振機能やIPX7完全防水機能(水深1mで30分間の浸水に対応)を搭載した双眼鏡です。また、防振機能使用時では約30時間の連続駆動を実現しているため、長時間の連続使用も可能です。



 当社は2019年に、双眼鏡「FUJINON TECHNO-STABI」シリーズの小型軽量タイプとして「FUJINON TECHNO-STABI TS12x28」(以下「TS12x28」)、「FUJINON TECHNO-STABI TS16x28」(以下「TS16x28」)を発売しました。「TS12x28 / TS16x28」は、小型軽量ボディながら、12倍/16倍の高倍率と、強力な防振機能により手振れを繊細にコントロールすることが可能。バードウォッチング、スポーツ観戦、アウトドアでも利用できるほか、近年使用が増加しているコンサートで、片手使用でも「推し」が鮮明にはっきり見える感動が味わえることから、発売以来、世界中で好評いただいています。

 2月6日発売の「TS12x28WP / TS16x28WP」は、この「TS12x28 / TS16x28」の防振機能と小型軽量設計はそのままに、完全防水機能と電池長寿命化を加えたモデルです。従来の使用シーンに加え、完全防水を生かしたセーリングや釣り、プレジャーボートなどのマリンレジャーや、雨天でも気にすることなくハイキングやキャンプなど多くのアウトドアシーンで使用いただけます。
 さらに、防振機能をオンにした時の電池寿命も、現行の約12時間から約30時間と長くなり、長時間のコンサートや音楽フェスのみならず、泊りでのキャンプや旅行など双眼鏡を長い時間使用するシーンでもバッテリー切れを心配することなく安心して利用いただけます。

 当社は、長年培った光学技術や精密加工・組立技術を生かし、放送用レンズをはじめ、監視カメラ、プロジェクター、双眼鏡など幅広い製品ラインアップを展開しています。今後も、画期的な製品を開発・提供し続けることで、多様な市場ニーズに応えていきます。

1. 製品名・発売日・価格


2. 主な特長
(1) 小型軽量ボディに、補正角±3°の強力な防振システムを搭載
 手持ちに適したデザインに、高い防振性能(補正角±3°)を搭載しながら、約485g(TS12x28WP)、約550g(TS16x28WP)の小型化を実現。コンパクトで携帯しやすく、手振れが発生しやすいシーンでも、三脚を使わず、片手での使用でも安定した像を見ることが可能です。
 また防振機能のオン/オフを固定できるダイアル式スイッチを採用し、長時間押し続ける必要がなく指が疲れにくい設計です。
 さらに、双眼鏡を大きく動かしたときの視野のカクツキ(滑らかでない動き)の抑制と、双眼鏡を静止したときの視野のふらつきの抑制を両立させ、煩わしいモードの切り替えを不要としました。

(2) IPX7の完全防水仕様
 水深1mに30分水没しても内部に浸水しないIPX7の完全防水を採用。従来モデルでは難しかった、海や川での観察の際でも安心して使用できます。


(3) 連続駆動30時間
 防振機能をオンにしたまま連続30時間の電池駆動が可能で、長時間使用するシーンでも安心です。さらに、10分間のオートオフ機能を搭載しているため、切り忘れによる電池消耗も防止します。
 また、電池が切れた状態でも、三脚等で固定すれば通常使用が可能です。

3. 仕様


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ