「SR-SPX104」(左)と、「SR-SPX184」

パナソニックは、独自の「W(ダブル)おどり炊き」に加え、釜内を高温均一に加熱する新開発の「200℃トリプルスチーム」によって、甘みとハリを増したごはんを炊き上げるスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-SPX4シリーズ」を、6月1日に発売する。ラインアップは、炊飯容量0.09~1.0Lの「SR-SPX104」と0.18~1.8Lの「SR-SPX184」の2機種。カラーは、ルージュブラック、ホワイトの2色。

IHの切り替えによって釜底全体から熱対流を発生する「高速交互対流」と、加圧と減圧を繰り返してお米を釜底からかきまぜる「可変圧力」を融合した「Wおどり炊き」に加えて、新たに「200°Cトリプルスチーム」を搭載したスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器。

おサイフケータイFelica、またはNFC(近距離無線通信)対応のAndroidスマートフォンと連携。「パナソニックスマートアプリ」のサービスとして、お米の銘柄の特性に合った火加減でもち味を十分に引き出して炊き上げる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」を備える。本体でも設定ができ、新たに20銘柄(21品種)に対応する。対応OSは、Android 2.3.3以降。

大きな文字でお米や炊き方を見やすく表示する「フルドット液晶」を搭載。特に炊飯の残り時間表示は従来機種の約1.5倍に拡大し、より見やすくした。さらに、「銘柄炊き分けコンシェルジュ」は、21品種の銘柄を見つけやすいように五十音順で表示する。

このほか、保温ごはんの量に応じて再加熱時間を調整する新「量ピタスピードスチーム再加熱」や、玄米ごはんの2段階炊き分けに対応している。

「SR-SPX104」は、サイズが幅26.6×高さ23.3×奥行き33.8cmで、重さは約7.3kg。価格はオープンで、実勢価格は10万5000円前後(税別)の見込み。

「SR-SPX184」は、サイズが幅29.2×高さ26.7×奥行き36.5cmで、重さは約8.6kg。価格はオープンで、実勢価格は11万円前後(税別)の見込み。