舞台で双子姉妹を演じる八坂沙織(左)と天音みほ

 舞台「ダンスラインTOKYO」の記者発表会見が28日、東京都内で行われ、出演者の天音みほ、八坂沙織、橘はるか、針谷早織、一村すみれ、寺田真珠ほかが出席した。

 演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」2018年5月公演は、女子高生双子姉妹と幽霊になった祖母の「心残り」をかなえるため、学校中からラインダンス復活に協力してくれる仲間を集め、ラインダンス実現に向けて様々な困難を乗り越えていく青春群像劇。

 主演の双子姉妹を演じるのは、AIKATSU☆STARS!の天音みほと元SUPER☆GiRLSの八坂沙織。天真らんまんな妹・北野美環(みかん)役の天音は「とにかく元気で陰が無い、ひだまりのような明るい女の子役。口癖が『なんとかなるよ』なので、落ち込んでいる方がいたら、私が演じる美環ちゃんの言葉でちょっとでも元気になってもらえたら」とアピール。

 一方、真面目な姉・北野凛胡(りんご)役の八坂は「自分の思っていることを人に伝えるのが苦手な女の子の役。私自身も似たところがあるので、演じやすい印象です」と明かし、「GW後に始まる舞台ということで、五月病も吹っ飛ばすような青春コメディーになっていますので、ぜひ皆さん遊びにいらしてください」と呼び掛けた。

 2人はこれが初共演。八坂の印象を問われた天音は「私は実生活でも妹なのですが、温かみがあって(八坂さんを)本当のお姉さんのように勝手に思っています」。八坂は「うれしい」とはにかみ、「私も結構人見知りなのですが、稽古を通して彼女がお芝居で持ってくるものがとてもパワフルで素直なんです。そういうところがとても素敵だなと思っています」と語った。

 舞台は5月9日~13日、都内の六行会ホールで上演。