『映画ドラえもん』初日舞台あいさつの模様

『映画ドラえもん』シリーズの最新作『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』が8日、全国で封切られ、東京・TOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われた。藤子・F・不二雄生誕80周年を記念する本作。ドラえもんを務める声優・水田わさびは「今日は朝からドラ焼き50個食べてきました。この後30個食べなきゃ」と祝福していた。

『映画ドラえもん』初日舞台挨拶その他の写真

1982年に公開された『のび太の大魔境』を新たなスタッフとキャストで新生させたシリーズ35作目。誰も見たことのない秘境を求めるドラえもん、のび太たちと空き地で出会った白犬ペコが、ジャングル奥地に立つという謎の巨神像を目指して大冒険を繰り広げる。

舞台あいさつには水田をはじめ、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、八鍬新之介監督が登壇。水田は「やっと初日を迎えて、みんな一緒に大冒険に出かけられるのが嬉しい。春休みになって、冒険する仲間を増やしていければ」と春休みナンバー"ワン"ヒットに期待を寄せていた。

共演陣も「これからも暖かい目で見守っていただければ」(大原)、「例年以上にとても頑張らせていただき、演じるのが楽しい作品でした。カッコいいジャイアンを見てください」(木村)と喜びの声。本作が長編デビューとなる八鍬監督は、「この映画が世界中に届いて、子どもたちが空き地や雑木林で探検してくれれば」と客席に呼びかけていた。

この日は主題歌「光のシグナル」を歌うアイドルグループ「Kis-My-Ft2」も駆けつけ、「メンバーのなかで、誰が一番ジャイアンっぽいか?」のテーマで盛り上がっていた。

『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』
公開中

取材・文・写真:内田 涼

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