気持ちが独りよがり

まだ、自分の気持ちが最優先だった10代の頃、メールの返信が遅い、電話がない、デートの回数が少なくなったなど、不安になるような状況で「何でこんなに好きなのに、あなたはわかってくれないの?」と相手にぶつけていました。そして、相手から言われたのが「その好きってさ、独りよがりだよ」という、忘れられないことばです。

「好き」でしたが、相手のことを考えていなかったのは事実。「こんなに好きなのに、あなたはわかってくれない」と思っている女子は要注意。

相手には、感情があり、状況もあります。相手のことを考えず、一方的に気持ちを押し付けると、相手は引いていきます。自分の気持ちだけ主張し続けると、恋愛の終わりを早めることに繋がります。

 

分析不足

好きなタイプと、長く付き合えるタイプが同じとは限りません。好みのタイプと、付き合って長続きする相性のいいタイプ、みなさんは自分に合う相手を把握していますか? 

好きなタイプはリーダーシップのある強い男性だけど、実際に付き合ってしっくりくるのは草食系男子…なんていうことは多々あります。自分自身を理解していないと、本当は相性のよくない相手と恋愛を繰り返してしまいます。

好みのタイプとは長続きしないとわかっているのに、そちらに向かっていく(合わなくても付き合ってみることに意味があるなら別)。一度、過去の恋愛を思い返して、自分の好みのタイプと、相性のいいタイプの分析をしてみてください。自分が付き合う相手の傾向がわかると、対策もしやすいものです。

 

上手く行かないのは全て相手が悪いと思っている

恋愛にも反省は必要。自分を省みない人は、同じことを繰り返すというのは、仕事でも恋愛でも同じです。もし、不本意な終わり方をした恋愛があるなら「反省しなくちゃいけない部分はどこ?」と考えてみると、次の恋愛がこれまでと違ったものになるはず。

例えば、ダメ男と付き合ったなら、彼を選んだ自分の見る目のなさも反省点のひとつ。相手がダメな人だから上手くいかなかった…と相手の責任にしていたら、また同じことを繰り返してしまいます。

気をつけたいのは、後悔するだけで終わらないということ。後悔したなら、次に出会った相手と、もっと素敵な関係が築くために省みるのです。恋愛で100パーセント相手が悪い場面は少ないものです。1パーセントでも反省点があるなら、次の恋愛に活かせるはずです。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。