約4020万画素センサーと最新プロセッサーを採用、ボディ内手ブレ補正機能をシリーズ初搭載

 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100VI」(以下、「X100VI」)を2024年3月下旬より発売します。「X100VI」は、裏面照射型約4020万画素センサーと最新のプロセッサーを採用した、高級コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」の最新モデルです。シリーズ初のボディ内手振れ補正機能も搭載し、更なる高画質・高性能を追求しました。


 富士フイルムは、2011年に「X100シリーズ」の第一弾として「FUJIFILM X100」を発売しました。「X100シリーズ」は、光学式・電子式を切り替えられる当社独自の「ハイブリッドビューファインダー」や、高品位な外観と直感的な操作性を実現するデザイン、独自の色再現による高画質が世界中のユーザーから高く評価され、唯一無二のポジションを確立しています。

 今回発売する「X100VI」は、ご好評いただいている「ハイブリッドビューファインダー」や優れたデザインなどはそのままに、裏面照射型約4020万画素「X-Trans(TM) CMOS 5 HR」(※1)センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を採用。さらに、新開発の最大6.0段(※2)ボディ内手ブレ補正機能を「X100シリーズ」で初めて搭載しつつ、質量約521gの小型軽量ボディを実現。幅広いシチュエーションでの撮影にお使いいただけます。
 「X100VI」は、細部まで徹底的にこだわったデザインや操作性、卓越した高画質を実現する優れた機能が融合したデジタルカメラで、プロ写真家から写真愛好家まで幅広いユーザーに、カメラを所有する悦びや写真撮影の素晴らしさを提供します。


 富士フイルムグループは、1934年に写真フィルムや映画フィルムの国産化を使命に誕生し、2024年1月20日に創立90周年を迎えました。これを記念し、通常モデルに加え、「X100VI」の90周年限定モデル”Limited Edition”を全世界1,934台限定で発売します(※3)。本限定モデルは、カメラ本体に1934年創業当時のコーポレートブランドロゴと限定モデルの証であるユニークなシリアルナンバーの刻印が施され、限定ストラップ・ソフトレリーズボタンなどが同梱された特別パッケージです。

※1 X-Trans(TM)は、富士フイルム(株)の商標または登録商標です。
※2 CIPA規格準拠 ピッチ/ヨー方向、EVF/LCD使用時。
※3 日本国内では富士フイルム公式ショッピングサイト「フジフイルムモール」での抽選販売です。

1. 製品名、カラーバリエーション、発売日、価格

2.製品特長
(1) 高性能センサー・高速画像処理エンジンにより高画質・高性能を実現
・裏面照射型約4020万画素「X-Trans(TM) CMOS 5 HR」センサーを搭載。新センサーでは画素構造の改良に
 よって、より多くの光を効率的に取り込むことができるため、従来機(※4)では拡張感度であったISO125を
 常用感度として利用できます。また、解像性能が高い23mmF2.0レンズと合わせ、約4020万画素をフルに
 生かしたシャープな高解像を実現します。
・多彩な色調を可能とする「フィルムシミュレーション」に、忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を
 併せ持つ「REALA ACE」を、「X100シリーズ」を含むデジタルカメラ「Xシリーズ」として初搭載。
 写真フィルムを選ぶ感覚で、被写体やシーンにあわせて全20種類のモードを切り替えることで、
 多彩な色表現をお楽しみいただけます。
・ディープラーニング技術を用いて開発したAIによる被写体検出AFを「X100シリーズ」として初搭載。
 動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン(※5)をAIで検出します。さらに、
 従来機より進化したAF予測アルゴリズムも搭載。高速で動く車や動物など、幅広い被写体の撮影が可能です。

※4 「FUJIFILM X100V」。
※5 昆虫を検出する際は被写体検出設定を”鳥”に、ドローンを検出する際は”飛行機”に設定します。

(2) 撮影領域をさらに拡大する充実の機能
・新開発の5軸・最大6.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載しながらも、質量約521gの小型軽量ボディを実現。 「X100シリーズ」の特長である機動性を損ないません。夜景などの暗い撮影シーンでも、
 快適な手持ち撮影が可能です。
・光学ファインダー(以下、OVF)と電子ビューファインダー(以下、EVF)を自由に切り替えられる
 「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を搭載。「X100シリーズ」の特長である
 「ファインダーを覗いて撮る」撮影スタイルを追求します。OVFでは被写体をありのままにとらえることが
 でき、EVFでは露出などの撮影条件を確認しながら撮影することができます。EVFには高精細約369万ドット
 の有機ELパネルを採用し、撮影への没入感を高めます。
・OVF上に小型EVFを同時表示できる「エレクトロニックレンジファインダー」機能を搭載。OVFで被写体を
 とらえながら、小型EVFで合焦部を拡大表示できるなど、ファインダーの可能性を追求しました。
 スナップ撮影などで高い利便性を発揮します。
・「X100シリーズ」として初めて6.2K/30Pの動画撮影が可能。動画撮影中のトラッキングAF機能も搭載し、
 高品質な動画撮影を実現します。
・クラウドサービスFrame.io Camera to Cloudに対応。動画・静止画ファイルを直接Frame.ioへ
 アップロードできるため、撮影から編集までのワークフローを飛躍的にスピードアップさせます。

(3) 機能美を極めた洗練されたプロダクトデザイン
・ボディ天面及び底面に採用したアルミニウムの成形や質感、色味にこだわることで、高品位な外観に
 仕上げています。
・超薄型のチルト式液晶モニターをフルフラットに格納できる設計を従来機より継承。ハイアングルから
 ローアングルまでさまざまなスタイルでの撮影が可能です。また、優れたタッチレスポンス性能と直感的な
 操作性を備え、高い機能美を実現しています。
・グリップ部の形状を微調整し、グリップ感を改善。また、背面のボタンも、右手で操作しやすい位置に
 移動させたことで、ファインダーを覗きながら、より快適な撮影を可能にしました。

(4) 豊富なアクセサリーで撮影の楽しみを拡大
・アダプターリング「AR-X100」(別売)とプロテクトフィルター「PRF-49」(別売)を装着することで、
 防塵・防滴を実現。小雨や埃が舞うアウトドアの環境下でも安心して撮影できます。
・レンズフード「LH-X100」(別売)にも対応。金属の削りだしにより軽量ながら精密な作りに加え、フードには
 ファインダーを覗いたときの視野の妨げにならないようスリットが施され、遮光性能とデザイン性を
 両立します。
・光学性能やF値を変えることなく焦点距離を変更できるコンバージョンレンズ2種(別売)により、
 撮影の楽しみをさらに広げます。
1.ワイドコンバージョンレンズ「WCL-X100 II」
 焦点距離を約0.8倍の19mm(35mm判換算:28mm相当)に変えることができ、風景撮影などで活躍します。
2. テレコンバージョンレンズ「TCL-X100 II」
 焦点距離を約1.4倍の33mm(35mm判換算:50mm相当)に拡大し、自然な遠近感を生かしたポートレート
 撮影などに最適です。
・本革製のレザーケース「LC-X100V」(別売)により、高級感溢れる外観を実現。本体に装着したまま
 メモリーカードやバッテリーの出し入れも可能です。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
【お客さま】 富士フイルムデジタルカメラサポートセンター           TEL:0570-04-1060
       富士フイルム ウェブサイト デジタルカメラ            https://fujifilm-x.com/
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