子どもが様々な ”可能性“ と出会い、自分や他者を受け入れ合える場所

特定非営利活動法人 兵庫SPO支援センター(兵庫県洲本市、代表理事 李 貫一)は、日本財団「子ども第三の居場所」の採択を受け、2月15日(木)に家でも学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「みらいえ」を開所し、同日13時半から開所式を執り行いました。子ども第三の居場所「みらいえ」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において洲本市では初、兵庫県では7つ目の拠点です。



 2017年4月設立の兵庫SPO支援センターは、兵庫県淡路島を中心に「共生社会実現」を目指し、地域課題の解決に取り組む個人・団体をサポートしてきました。また、淡路島の地域活性化を促す拠点として古民家を改修し、図書館等を併設した「YORISOI米田家」をオープンし、運営しています。この度、不登校児童数の増加や、何らかの課題を抱える子どもや家庭をサポートする施設等が、淡路島内に少ない状況を受け、子ども第三の居場所「みらいえ」を開設する運びとなりました。

 開所式では、代表理事の李が「この場所があり続けなければなりません。寄り添うこと、続けることが大切です」と挨拶をしたほか、洲本市教育長 本條滋人様をはじめ、日頃からご支援いただいている関係者の皆様から祝辞を賜りました。また、開所を祝して金子みすゞ「みんなちがって、みんないい」の朗読や、オカリナ演奏を行い、最後に地域の子どもと共にテープカットを行いました。

 子ども第三の居場所「みらいえ」は小学生から高校生を対象としており、子どもたちにとって「可能性と出会える場所」となることを目指します。地域の方々による指導のもと、絵やピアノ、プログラミング体験等を行うほか、淡路島マンモスでの野外活動・農業体験などを予定しています。

 今後は、スタッフ3名とボランティアで運営し、平日は火曜日~木曜日の14時~19時に、休日は土曜日の10時~14時に開所します。

施設概要



施設名:子ども第三の居場所「みらいえ」
所在地:兵庫県洲本市本町7丁目2-25
対象者:小学生を中心に高校生まで受け入れ
開所日時:火~木(14時~19時)、土(10時~14時)
スタッフ:常勤職員1名、非常勤2名、ボランティア





運営主体:特定非営利活動法人 兵庫SPO支援センター



代表理事:李 貫一
所在地:兵庫県洲本市本町7-2-25
設立:2017年4月
WEBサイト:https://spo.or.jp/

「子ども第三の居場所」とは



「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に200ヶ所設置されています。(2024年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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