日本から「たかが頭痛」をなくしたい。 気軽に、病院に相談を。

 大塚製薬株式会社(本社:東京都)は、頭痛疾患啓発動画『「たかが頭痛」をなくしたい。』を、頭痛の日である2月22日(木)に公開します。
 日本において慢性頭痛で悩んでいる方は、約4,000万人と報告されています¹)。日常生活に支障をきたす場合も少なくありませんが、周囲にはわかりにくく、また、本人も「頭痛ぐらいで」とか、「頭痛は我慢するもの」、と思って耐えながら生活している場合も多くあります。そんな「たかが頭痛」という考え方をなくしたい、という想いから本動画を制作しました。動画には、頭痛持ちの作家役として俳優 若葉竜也さん、その作家を支える編集者として俳優 黒田大輔さんが出演。ふたりが織りなす和やかな掛け合いに心温まります。さらに、作家の頭の上には「頭痛のつらさに気づいて」と訴えかける愛らしい猫も登場。本動画をご覧になったすべての方が、頭痛で困っている“周りの人”にはもちろん、“自分”にも優しくなってほしいという想いを込めて制作しています。
1) Sakai, F. et al.:Cephalalgia. 1997;17(1):15-22.


・「たかが頭痛」をなくしたい。
60秒 URL :https://youtu.be/l57U9aJgXGw
30秒 URL :https://youtu.be/898rG96nrmU


- 動画制作の背景大塚製薬では、これまで医療従事者だけではなく、頭痛をお持ちの方やその周囲の方へ頭痛についての正しい知識を伝える活動をしてまいりました。この度、頭痛に悩む方の気持ちが少しでも軽くなってほしい、また、気軽に病院で相談してほしいという思いを込めて、「日本から『たかが頭痛』をなくしたい」をテーマに動画を制作しました。

- 動画概要
- - タイトル :「たかが頭痛」をなくしたい。
公開日  : 2024年2月22日(木) 
動画リンク: 60秒 URL:https://youtu.be/l57U9aJgXGw30秒 URL:https://youtu.be/898rG96nrmU

- 動画ストーリー(60秒)本動画に登場するのは作家、編集者の2人と作家の頭の上に乗った1匹の猫です。仕事に臨みたい気持ちと、頭痛の苦しみの狭間で揺れる作家は、「いつものことなんで、大丈夫です。」と編集者に対して遠慮した素振りを見せます。編集者は、作家の頭の上に乗っている猫が、痛みの原因と勘違いし笑みを浮かべます。しかし次の瞬間、作家が頭痛を抱えていることに気が付き、勢いよく「頭痛は我慢しちゃダメ!」と一言。すると頭の上の猫が「猫の精」に姿を変え、作家の頭をなでながら「『たかが頭痛』と我慢しないでください。」とやさしく語りかけます。本動画はそんな日本人ならではの繊細な思い、他者への気遣い、知性、想像力を描いています。

- 若葉竜也さんコメント頭痛つらいですよね。僕も小さい時から頭痛もちです。でも我慢する時代はおわりみたいです。毎日の暮らしが少しだけ気持ちが楽になるかもしれません。そんないい話をみなさんに届けるために小さな物語をつくってみました。頭痛に悩むあなたに届きますように。

- 黒田大輔さんコメント今回の撮影では頭痛に理解のある編集者の役を演じさせていただきました。頭痛持ちの人は、迷惑をかけないように、自分のことを後回しにして過ごしている人が多いんじゃないかなって思います。なので、私が今回演じた編集者のように、周りが頭痛のことを理解をして、頭痛はガマンしちゃダメだよ。と優しく声を掛けてくれる人が増えたら良いなと思います。

- 監修医師コメント
- - 一般社団法人日本頭痛学会 広報委員会委員長 今井昇先生 (静岡赤十字病院脳神経内科・頭痛センター)慢性頭痛で悩んでいても病院に相談することなく我慢している人は多いと思います。しかし頭痛があるのは当たり前、我慢するのは当たり前、ではありません。頭痛は予防する時代になりました。頭痛のつらさに気づき、気軽に病院に相談してほしい。このような想いが、慢性頭痛で悩んでいる多くの人に伝わることを切に願います。

- - 一般社団法人日本頭痛学会広報委員会副委員長 西郷和真先生 (近畿大学病院遺伝子診療部・脳神経内科)この動画には、頭痛にまつわるいろいろな意味が含まれています。その意味を読み取っていただき、動画から伝わってくる「作家」と「頭痛を模した猫」の動きを見ていただきたいと思います。特に慢性頭痛で、本当に困っている人にとっては、その頭痛が予防できる時代になったことを啓発している動画にもなります。ぜひ、お近くの専門医療機関でご相談いただきたいと思います。

- - 一般社団法人日本頭痛学会広報委員会副委員長 飯ケ谷美峰先生 (北里大学北里研究所病院脳神経内科片頭痛=女性の病気 というイメージをもたれることが多いかもしれません。しかし、片頭痛に悩む男性も少なくありません。今回、男性の片頭痛もちさんが主役で、日常生活の苦難をイメージできる動画となったと思います。片頭痛の引き金となる雨、片頭痛の最中には辛い大きな音、それでも仕事しなくてはならない状況・・ずっと耐え忍んできた片頭痛を、ガマンしなくてよい世の中に、最新の治療と周囲の理解で変わり始めてきています。

- 交通広告今回の頭痛疾患啓発動画をテーマに作られた交通広告が、2月26日(月)から3月3日(日)までの間、JR東日本、東京メトロの電車内ポスターに掲出されます。若葉さん、黒田さんと愛くるしい猫のポスターにご注目ください。

- ストーリーボード『「たかが頭痛」をなくしたい。』30秒ver



- スタッフリスト



- 出演者プロフィール


若葉竜也(わかば りゅうや)1989年生まれ、東京都出身。2016年、映画『葛城事件』で第8回 TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で、数多くの作品に出演。若きバイプレーヤーとして評価を高める。NHK連続テレビ小説『おちょやん』で朝ドラに初出演し注目を集める。近年の主な出演作に、『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)、『愛がなんだ』(今泉力哉監督)、『台風家族』(19/市井昌秀監督)、『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『AWAKE』(20/山田篤宏監督)、『あの頃。』(21/今泉力哉監督)、『街の上で』(21/今泉力哉監督)、『くれなずめ』(21/松居大悟監督)、『前科者』(22/岸善幸監督)、『神は見返りを求める』(22/吉田恵輔監督)、『窓辺にて』(22/今泉力哉監督)、『ちひろさん』(23/今泉力哉監督)、『愛にイナズマ』(23/石井裕也監督)などがある。現在、『愛にイナズマ』(23/石井裕也監督)、『市子』(23/戸田彬弘監督)が公開中、主演映画『ペナルティループ』(荒木伸二監督)が24年3月22日(金)公開予定。





黒田大輔(くろだ だいすけ)1977年生まれ、千葉県出身。映画、テレビ、舞台、CMなど数多くの作品に出演している。2015年、「恋人たち」(監督:橋口亮輔)で、高崎映画祭の最優秀助演男優賞受賞。近年の主な出演作は、「凪待ち」(19/監督:白石和彌)、「さかなのこ」(22/監督:沖田修一)、「川っぺりムコリッタ」(22/監督:荻上直子)、「怪物」(23/監督:是枝裕和)、ドラマでは「仮面ライダーBLACK SUN」(22/Amazon Prime Video)、「First Love 初恋」(22/Netflix)などがある。



- 関連webサイトについて大塚製薬では頭痛に関する総合情報サイト「頭痛の悩み.jp」を公開しています。頭痛に関する正しい知識と対策を発信するとともに、さまざまな頭痛の悩みを8篇のストーリーで紹介するコンテンツや、頭痛ダイアリーなどの資料もダウンロードいただけます。「頭痛の悩み.jp」URL https://zutsuu-nayami.jp/

- 大塚製薬株式会社について大塚製薬は、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造するという「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」の企業理念のもと、人々の健康を身体全体で考え、疾病の治癒から日々の健康増進までを目指した「医療関連事業」と「ニュートラシューティカルズ関連事業」の両輪で、トータルヘルスケアカンパニーとして事業展開を行っています。

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