さて、最後にご紹介するのは2014年最大の注目株とご紹介した東京パフォーマンスドール(TPD)。先日の特集記事『アイドル界に衝撃! “新生”「東京パフォーマンスドール」の魅力を徹底解剖【写真満載】』 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/20940 ] もおかげさまで多くの方に読んでいただけました。

今回はTPDにとって初の対バンライブ。これまではCBGKという劇場でパフォーマンスしてきた彼女たちが、どんな姿を見せてくれるのか。期待と不安で胸がいっぱいだった方も多かったのでは?

一部では最初の出番だったこともあり、スタートのソロダンスは緊張でガチガチ…。見ていてハラハラしてしまいました。いつも見せるキレキレのパフォーマン スを見せられず、やはりアウェイは厳しいのか…とも思ったり。ですが、このまま引き下がるTPDではありません!名曲『ダイヤモンドは傷つかない』をパフォーマンスしながら、徐々にいつものTPDを取り戻していきます。
 

 

そう、ノンストップで繰り広げられるステージこそ、彼女たちのアイデンティティ!ダンスすればするほど、歌えば歌うほど調子を取り戻していく姿は小気味良さすら感じました。

ターミネーター風のサングラスをかけた『東京ハッカーズ・ナイトグルーヴ』パフォーマンスは、自分は初めて見ました。たった一つの小道具で、グッと世界観が変わってきます。シンプルな要素を最大限に使えるのは、演劇というフィールドにも軸足がある利点なのかもしれません。

 
 
 

トリを務めることになった2部、登場前には場内から「TPD!TPD!」というコールまで巻き起こりました。今回のイベント、事前にはTPDにとってアウェイかと予想していたんですが、かなりたくさんのファンが詰め掛けたようですね。愛されてるなぁ、TPD。いつもCBGKでは出来ないような大声のコールやMIXなどなど、CBGKとの違いをかなり楽しめたのではないでしょうか。

二部も『ダイヤモンドは傷つかない』でスタート。一部とは全く違う堂々としたパフォーマンスに「これこそTPD!」と胸が躍りました。

結果的には一部と二部で同じセットリストでしたが、もともと何度も同じストーリーを重ねていく公演スタイルでやってきたTPD的には完全にアリだったと思います。1部2部とも見ているからこそ、違いが如実に感じられる、という楽しみ方もありますものね。

 

 
 

セットの後半は『DREAMIN'』や『WEEKEND PARADISE』というCBGKでのダンスサミットでも定番曲で盛り上げてくれました。メンバーそれぞれも完全にはっちゃけモードで、緊張や不安から自分を解放させている姿が印象的。この解放感はCBGK以上だったかもしれません。初の対バンライブ、お疲れ様でした!