『白ゆき姫殺人事件』が公開されるのを記念して10日に京阪中之条駅で“『白ゆき姫殺人事件』特別列車出発式”が行われ、主演の井上真央と中村義洋監督が登壇した。

出発式の模様

特別列車は、12日(水)に京阪沿線上に初の映画館“TOHOシネマズくずはモール”がオープンすることを記念して実現したもの。中村監督が特別列車に特製のヘッドマークプレートを掛け準備を整えると、井上が「『白ゆき姫殺人事件』特別列車、TOHOシネマズくずはモールへ出発!!」と合図を送り、列車が走り出した。

中村監督は「とにかく面白い映画なので多くの人に観てもらいたい」と映画をアピールし、井上は「ひとりひとりのイメージに合わせて演じ分けるのは今までに無いことでした。監督と話して、ただ暗い女性にするのではなく、彼女なりに一生懸命明るくしようとしての地味さを出そうとしました」と撮影を振り返った。そんな井上を中村監督は「撮り始めたら、井上さんのやることが面白くて、役を託せました。頼りになる女性。役作りの根拠がしっかりある」と絶賛。最後に井上は「今日のイベントについてツイッターを見たら綾野剛が来るって書いてあった。私ですみません(笑)。剛さんの分までがんばります!」と笑いを誘っていた。

本作は湊かなえの小説を基に、過熱報道、ネット炎上、口コミの衝撃といった現代社会が抱える“闇”に焦点を当てたサスペンス。ある女性の不可解な殺人事件を機に“疑惑の人”となった主人公を中心に、噂が噂を呼び、多くの関係者が翻弄される姿が描かれる。

『白ゆき姫殺人事件』
3月29日(土)全国ロードショー