奈緒と木梨憲武がW主演するドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が26日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 雅彦(木梨)がサプライズで開いた退院祝いを機に、一馬(濱田岳)との関係を修復した瞳(奈緒)。雅彦も、一馬や龍之介(石塚陸翔)の隣で幸せそうに笑う娘の姿に、もう2人の結婚に反対はしないと決める。

 一方で、病魔は雅彦の体をむしばみ、食は細くなり、手にもしびれが出始めた雅彦は、できないことが増えていくことへの悔しさと不安を募らせるが、そんな思いを払拭するかのように、瞳が“結婚までにやりたいことリスト”に書き足した「お父さんと旅行に行く。もう一度」をかなえるべくキャンプに行こうと提案する。

 雅彦の薬の量が増えていることに気付いていた瞳は、キャンプへ行くことをためらうが、まき(筒井真理子)から雅彦が楽しみにしていると聞いて覚悟を決める。

 さらに、「俺に気を使うな」という雅彦の言葉や節子(小林聡美)のアドバイスを受け、瞳は思い切って美奈子(見上愛)と以前から行きたかったエステや料理教室に行く。

 しかし、何をしていても頭に浮かぶのは雅彦のことばかり。結局、瞳はキャンプ用の道具をたくさん買い込んで家路を急ぐ。

 終盤では、「会って話したい」という瞳に「少し時間をください」と告げていた一馬が、奈緒と雅彦のために単独ライブを開催し、2人を題材にしたネタを披露する。

 その後、一馬は「僕と結婚してください」と瞳にプロポーズすると、雅彦に「瞳さんを何があっても必ず幸せにします」と宣言。感激した瞳が一馬と共に「一くんとの結婚を認めてください」と頭を下げると、雅彦は「認めます。その代わり食えるようになれよ」と一馬を激励するのだった。

 放送終了後、SNS上には、「カズマルくん、泣かすじゃん…。決心のプロポーズにお父さんの『路頭に迷わすなよ!』って言葉も最大限の応援だと思えた」「カズマルくんの息遣いと緊張が伝わってきた。思いが伝わってよかった」「カズマルくんが本当に頼もしかった。雅彦さん、結婚を認めてくれたね」といった反響が集まった。

 このほか、「感動して号泣。まるで最終回みたいなお話だった」「主演お2人のデュエット曲が良かった」「『時間は無限じゃない』というせりふが刺さった。少しでもやりたいと思ったことは行動し、会いたい人に会おうと思った」といったコメントも投稿された。