ゴードン=レヴィット、初めての長編監督を語る

2014.3.13 17:28配信
『ドン・ジョン』の監督・主演を務めたジョセフ・ゴードン=レヴィット(C)2013 Don Jon Nevada. LLC. All Rights Reserved.

ポルノマニアでオンナ好きのマッチョ男が、特別なふたりの女性に出会ったことから自らの生き方を見つめ直していくという映画『ドン・ジョン』。本作で主人公ジョンを演じただけでなく、初めての長編監督にも挑んだジョゼフ・ゴードン=レヴィットが作品について語ってくれた。

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レヴィットといえば、『(500)日のサマー』で演じた“草食系”男子のイメージが強い若手俳優だが、今回の役柄は外見・内面ともそれとは正反対ともいえる“肉食系”。「自分とかけ離れたキャラクターを演じるのが大好き」というレヴィットは、こう語る。「変身して誰か他の人になるというのは、演技をする上でもっとも楽しい部分なんだ。僕のお気に入りの俳優たち、ダニエル・デイ=ルイスやメリル・ストリープは、みんな“カメレオン”だよ。役の中に自分を消すことの出来る人たちなんだ」

そんな演技上での“変身ぶり”と同様、本作で特筆すべきは彼が監督・脚本も務めたこと。これまで俳優として多くの名監督に起用されてきたレヴィットだけに、そんな人脈を監督業にも活かしたようだ。「脚本の第一稿は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンに見せたんだ。この脚本は長い時間をかけて僕ひとりで書いていたんだけど、彼は“これは語る価値のあるストーリーだ”と勇気づけてくれた。とても励みになったね。その第一稿を仕上げていたのは『ダークナイト ライジング』の撮影中だったから、クリストファー・ノーランにも映画作りについて打ち明けた。そうしたら、撮影日数や予算、ロケーションなどの事細かなところまで助言をくれた。本当に親身になってくれて、彼の寛大さを感じたよ」

そうして出来上がった本作は、昨年のシネマコンで新人監督賞を受賞するなど、各方面から高い評価を受けている。俳優としてだけでなく監督としても注目を集めることになったレヴィットは、今後のキャリアについてはどう考えているのだろうか。「僕はずっと演技し続けたいんだ。フィルムメイカーたちの映画に出て、彼らが語るストーリーの手助けをするのをやめたくない。でも同時に、映画を監督することも大好きなんだ。だからいつかまたやれるといいんだけどね。ちょうど今、『HitRecord on TV』というテレビ番組の監督をしているんだ。今はまだアメリカでしか観られないけど、世界中でも観られるように準備しているよ」

『ドン・ジョン』
3月15日(土)より角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国ロードショー

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