ミュージカル『ヴェローナの二紳士』キャスト。左から、西川貴教、堂珍嘉邦、島袋寛子、霧矢大夢 ミュージカル『ヴェローナの二紳士』キャスト。左から、西川貴教、堂珍嘉邦、島袋寛子、霧矢大夢

シェイクスピアの同名戯曲をミュージカル化した舞台『ヴェローナの二紳士』が12月に東京・日生劇場で上演決定。演出は宮本亜門が手がけ、西川貴教、堂珍嘉邦、島袋寛子、霧矢大夢が出演する。

同作は『HAIR』などで知られるガルト・マグダーモットの音楽でミュージカル化されたもので、1972年のトニー賞では作品賞と脚本賞の二冠に輝いている。ヴェローナからやってきたふたりの紳士、プローテュースとヴァレンタインの恋物語。プローテュース役にT.M.Revolutionとしての歌手活動に加え、テレビ、舞台でも活躍する西川貴教。ヴァレンタイン役にCHEMISTRYとしてデビュー、近年はソロミュージシャンとして活躍する堂珍嘉邦。彼らが思いを寄せるふたりの女性ジュリアとシルヴィアを、アーティスト活動に加えミュージカルでも活躍中の島袋寛子、元宝塚月組トップスター霧矢大夢が演じる。

上演決定にあたって宮本は「シェイクスピア×ラテン音楽? シェイクスピアをこんなに大らかに遊ぶミュージカルを僕は知りません。まさにオモチャ箱をひっくり返したように楽しく、カラフルでピースフルなラテンカーニバルに展開します。もちろんシェイクスピアらしく、人間の魅力が存分に詰まっていて、心に染み入る人間愛に溢れています。年末に贈る、LOVEの大パーティー。ぜひ、参加してください」とコメントを寄せている。

公演は12月、チケットの一般発売は今秋を予定。なお、本作のアンサンブルオーディションを近く実施。キャリアの有無に関わらず受付けとのこと。詳細は『ヴェローナの二紳士』ホームページまで。