公開40周年。映画『砂の器』テーマ曲をライブで

2014.3.14 18:19配信
指揮:西本智実 (c)大木大輔 指揮:西本智実 (c)大木大輔

日本映画史における最高傑作のひとつ『砂の器』。その公開40周年を記念し、テーマ曲である菅野光亮作曲「ピアノと管弦楽のための組曲『宿命』」の全曲演奏会が、3月30日(日)に東京芸術劇場で開催される。

「billboard Classics 西本智実指揮「宿命」~映画『砂の器』公開40周年記念~」の公演情報

松本清張の同名小説を、野村芳太郎監督、橋本忍・山田洋次脚本で映画化した『砂の器』。迷官入りと思われた殺人事件を捜査するふたりの刑事の執念と、暗い過去を背負う為に殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命を描く社会派サスペンス巨編だ。

ピアノ協奏曲『宿命』は、映画のクライマックスにおいて、主人公の天才音楽家・和賀英良がオーケストラとともに披露する楽曲。事件の謎解きとともに主人公の半生を回想するシーンで演奏され、美しくも物悲しい旋律が、主人公たちの悲劇的な宿命を描く。

今回の演奏会では、国際的に活躍する女流指揮者、西本智実が指揮を、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏を担当。次代の日本クラシック界を担うピアニスト外山啓介との共演で、映画音楽の枠を超えた日本の戦後音楽史に輝く名曲ともいわれる「宿命」をドラマティックな演奏で披露する。

「billboard Classics 西本智実指揮「宿命」~映画『砂の器』公開40周年記念~」は3月30日(日)14時より東京芸術劇場コンサートホールで開催。チケットは発売中。


「砂の器」の映画のビデオを初めて観たのは、私がまだ中学生の頃だった。あまりにも悲しい宿命に大きな衝撃を覚え、思わず、すぐに原作を買い求めた。美しい日本の情景の中で繰り広げられる回想シーン。この組曲『宿命』の音楽があったからこそ、私はこの作品を今も傍らに置いている。
(指揮 西本智実)

「宿命」、その言葉の持つ意味の深さ…。それを音で伝えることができたら幸いです。このような素晴らしい映画の音楽を演奏させていただくことを、心から光栄に思います。
(ピアノ 外山啓介)

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