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 伊藤淳史が主演するドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(テレビ朝日系)の第8話が9日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、妻の不倫に気付かぬフリをしながら、あえて離婚せず証拠収集し、父親が親権を獲得できる率わずか1割という困難な壁に立ち向かう男・岡谷渉(伊藤)の姿を描くリコン・ブラックコメディー。作家業引退を公言した鈴木おさむ氏が手掛ける、地上波連ドラ最後の脚本作となる。

 司馬マサト(小池徹平)の策略によってハニートラップを仕掛けられた渉。だが渉は、それを事前に見抜いた凄腕の弁護士・財田トキ子(水野美紀)に救われる。同時に財田は、探偵・三砂裕(佐藤大樹)の裏切りに気付くも、裕はマサトから大切な人をあやめると脅されていたことを知るのだった。

 やがて財田は渉に、自身が弁護士を目指すきっかけとなった元夫・孝弘(高橋克典)との、ある過去の出来事を語り出す。

 一方、マサトの子を妊娠した渉の妻・綾香(篠田麻里子)は、マサトにそのことを報告。人生最良の日だと2人で喜び合うが、マサトと綾香の不倫の事実を知った芸能事務所の社長・大洗美子(観月ありさ)は大激怒。そして、大洗社長は綾香に、ある提案をするのだった。

 その後、綾香からの誘いで渉と綾香、愛娘・心寧(磯村アメリ)、渉の父・茂(利重剛)の4人は家族旅行に出かけるが、渉は綾香が何かを企んでいると警戒して…!?

 放送終了後、SNS上には、「観月ありさに高橋克典にキャストが豪華過ぎる。展開がすごくて面白かった」「裕の急なタップダンスに笑った。本当に面白いドラマ」「来週はもう最終回。最後まで先が読めなくてワクワクする」などの感想が寄せられた。

 また、今回は財田が孝弘と離婚し、当時幼かった息子と生き別れることになったつらい過去が描かれたことから、「裕のお母さんて、幼い頃に生き別れた財田さんだったりする!?」「財田先生と裕にそんな過去があったとは…。まさか過ぎる」「裕と財田は実は親子だったのか? 裕が守りたいのはお母さんだったのね? それは予想外」といった驚きの声が集まった。