ソフィア・コッポラが、ユニバーサルとワーキング・タイトルが製作する実写版『リトル・マーメイド』を監督することになりそうだ。

物語の詳細は明らかになってはいないが、アンデルセンの童話にもとづき、人間と恋に落ちる人魚姫のストーリーになると思われる。脚本は、現在、コッポラと『シザーハンズ』『アダムス・ファミリー』の脚本家キャロライン・トンプソンが練り直している段階。キャスティングはこれから。公開や撮影スタートの時期はわかっていない。

コッポラは、最近、『SOMEWHERE』『ブリングリング』と2作続けて、現代のセレブリティ文化をテーマにした映画を作ってきた。童話を原作にする今作は、大きな方向転換となりそうだ。女性ファンの多いコッポラだけに、大人の女性の心に響く映画になることが期待されている。

文:猿渡由紀