中村獅童主演で、辻仁成がとっておきの自作を舞台化

2014.3.20 18:00配信
左から、辻仁成、中村獅童、片桐仁 左から、辻仁成、中村獅童、片桐仁

辻仁成が芥川賞を受賞した自作の舞台化に挑む『海峡の光』。この舞台の公開稽古と会見が3月19日、都内で行われ、脚本・演出の辻をはじめ、キャストの中村獅童と片桐仁が取材に応じた。

『海峡の光』チケット情報

舞台は、3月末に開場する東京・よみうり大手町ホールで4月11日(金)に開幕。オープニングシリーズの演劇公演第1弾として上演する。原作は辻の同名小説で、1996年芥川賞に輝いた記念碑的作品。かつてのいじめられっ子が刑務所の看守、いじめっ子が受刑者となって、18年ぶりに函館刑務所で偶然再会するという物語。獅童が受刑者・花井を、片桐が看守・斉藤を演じる。ふたりは開口一番「辻文学の世界観に僕ら、ついていくのが精いっぱい」(獅童)、「イメージが完成してるんですよ。稽古初日から」(片桐)、と稽古場の苦労を口にする。

原作では看守の視点で物語が描かれるが、獅童が受刑者役を希望したことから「(視点を)逆転して書き直すことから始めた」と辻。「原作では花井がしゃべるシーンはありませんから、全く新しいパートが半分以上入っていて、台本からすごい熱量を感じた」と片桐が話すと、獅童は「あんなにセリフがあるとは思わなかった。3万文字もある」ととぼけて見せながら、「今までにない自分自身に出会いたいと思った」と役を選んだ理由を熱を込めて話していた。

音楽をLUNA SEA、X JAPANのギタリストSUGIZOが手がけるのも話題のひとつ。辻はSUGIZOと面識はなかったのだという。「彼のバイオリンを聞いて、『この人に頼みたい』と思った。人伝に連絡をとったら、『やりたい』と言ってくれて。今日曲が届いたが、滅茶苦茶かっこいいですよ」と辻。音楽を生でやる構想も明かし「どの日になるかはわからないが、3、4回はやりたい」と宣言、これにはキャストのふたりも驚いていた。

公演は4月11日(金)から29日(火・祝)まで。チケット発売中。

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