『チーム・バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』完成披露試写会の模様

人気ドラマシリーズの待望の劇場版にして完結編となる『チーム・バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』の完成披露試写会が3月20日(木)に都内で開催され、主演の伊藤淳史をはじめ、仲村トオル、桐谷美玲、松坂桃李、栗山千明、西島秀俊と星野和成監督が来場した。

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2008年の『チーム・バチスタの栄光』以来、先日最終回を迎えた『・・・螺鈿迷宮』まで4シリーズが放送されてきた人気作の最終編。田口&白鳥コンビが謎の9人怪死事件と病院への脅迫事件の真相に迫る。

あいにくの雨天、しかも寒空の下でのレッドカーペットとなったが、多くの熱狂的な『バチスタ』ファンが来場。キャスト陣もそれに応えるかのようにレッドカーペットでファンとハイタッチを重ねた。

田口役の伊藤は客席からの「グッチー」コールに笑顔を見せ「最低の天気の中、こんなに集まっていただいて幸せ」と満面の笑み。「2008年に始まった時は次のシリーズがあるなんて思わなかった。最後にスクリーンという場を提供していただき、何よりみなさんが来てくださると信じてここまでやってきました」と力強く語る。

相棒の破天荒な厚労省官僚・白鳥役の仲村は「役を卒業して終わるというよりも、自分たちの子どもを旅立たせるような気持ち。頑張ってやって来いと背中を押すような思いです」と感慨深げに語る。

シリーズ随一の人気キャラ・速水役の西島は「実は隠してたけど、トオルさんとは僕がバディになりたかった」と告白し、会場をわかせる。4年前のドラマ出演時は研修医役だった松坂は今回、正式に医師に“昇格”し「研修医の時は服が水色ですが、今回は紺色で西島さんと同じなのが嬉しくてしょうがなかったです」と笑顔を見せた。

桐谷は医療ジャーナリスト役を演じており、田口と少しずつ“良い関係”になっていくが「伊藤さんとは何度目かの共演だったので、変な感じで(笑)、手を振り合うシーンは恥ずかしくてしょうがなかったです」と苦笑。一方で仲村に対しては「大人の色気がすごすぎて目を合わせるのも緊張しました!」と田口・白鳥コンビとの共演をユーモアたっぷりにふり返っていた。

『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』
3月29日(土)全国ロードショー