PC初心者でもわかりやすい「おまかせ引越し」機能を搭載し、簡単にデータを新しいPCに移行できる

日本マイクロソフトは、3月24日、現在Windows XPを利用しているユーザーを対象に、Windows XP搭載PCからWindows 8/8.1搭載PCへ、データと設定の移行を支援するWindows XP専用ソフト「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」の無料ダウンロード提供を開始した。

「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」は、Laplink Software、AOSテクノロジーズとのパートナーシップにもとづいて提供するデータ移行ツール。Windows XP搭載PCのメール、アドレス帳、お気に入り、音楽ファイル、個人作成データなどを、Windows 8/8.1搭載PCに移行できる。移行方法は、ネットワーク経由をはじめ、別売のLANクロスケーブル、「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」専用USBリンクケーブルを使った移行など、環境に合わせて選択できる。ダウンロード期限は6月30日までで、使用期限は7月31日まで。マイクロソフトのサポート窓口で、個人利用者を対象にこのソフトに関するサポートも提供する。

Windows XPは、2001年10月に発売したWindowsシリーズのOS。マイクロソフトは、サポート ライフサイクル ポリシーにもとづき、日本時間の4月9日に、Windows XP Service Pack 3(SP3)、Windows XP 64 ビット版 SP2、Microsoft Office 2003 Service Pack 3(SP3)の製品サポートを終了する。サポート終了後、対象となる製品のセキュリティ更新プログラムの提供を打ち切るため、XP搭載PCはセキュリティ面で安全に使える状態ではなくなる。

日本法人の日本マイクロソフトは、日本独自の取り組みとして、Windows XP搭載PCからWindows 8.1/Office 2013搭載PCに買い替えたユーザーを対象とした無料のサポート窓口「Office搭載パソコン乗り換えサポート窓口」を3月3日~5月31日の期間限定で開設するなど、Windows XPから最新のWindows 8.1への移行を呼びかけ、パートナー各社と連携して移行を支援していく。

・Windows XPとOffice 2003のサポートについて