「こんな吸血鬼、見たことないだろ!?」、『フライトナイト…』監督が自信のコメント

2012.1.5 17:11配信
『フライトナイト/恐怖の夜』場面写真

1985年のスマッシュヒット・ホラー『フライトナイト』をモダンにリメイクした『フライトナイト/恐怖の夜』(1月7日(土)公開)。注目すべきこの3Dエンタテインメントの監督を務めたクレイグ・ギレスピーからコメントが届いた。

『ラースと、その彼女』『Mr.ウッドコック/史上最悪の体育教師』などのリアリズムとコメディ色が一体となった作品で実績を築いたギレスピー監督。そんな彼がホラーに挑むのだから、ありきたりのジャンル映画に終わるはずがない。「マーティ・ノクソンが書いた脚本は、ホラーとユーモアを見事にミックスしていた。そこがとても気に入ったんだ。僕は作品の中に観客が参加できるような、そういう雰囲気を作り出すのが好きだ。可笑しいと思うか、悲惨ととるか、恐いと捉えるのか、その部分は観客に判断してほしいね」と監督は語るが、それも納得がいくほど多面的なエンタテインメント作品となっている。

少年の成長ドラマという点も本作の切り口のひとつ。主人公の少年は隣家に引っ越してきた、コリン・ファレル扮するヴァンパイアと戦わなければならない。野生味あふれるファレルが演じたことで、ヴァンパイアは独特のユニークなキャラクターとなった。「コリンが演じたのは、少年が挑戦しなければならない“アルファマン(=最優位のオス)”だ。それは古典的な対立で、2人の男が対峙するという極めて原始的なシチュエーションでもある。コリンはヴァンパイアという意味で、また大人の男という点で、明確に優勢にある者を体現しているんだ」。監督がこう語るように、少年が大人になるための通過儀礼としての対決がそこにある、というわけだ。

また、本作におけるギレスピーのチャレンジは、やはり3Dカメラによる撮影だろう。この最新テクノロジーを使って撮影するのは、彼にとって初めてのこと。「僕らは3Dには向いていないとされる、浅めの被写界深度を好んで使った。そうすることで観客がタイトな空間に置かれていると感じられるからね。もう一点、今回の撮影で特徴的な点は、長いショットを計算して作り出したこと。3Dカメラはサイズが大きいから、思いきり振り回して使うことができないので、それを逆に活かした。最新技術を使って古典的な手法を駆使するなんておかしな話だけれど、このような優美な映像を作り出すのは楽しい作業だったよ」

『フライトナイト/恐怖の夜』には何より、単なるホラーとは異なる冒険活劇のようなワクワク感がある。「この映画のヴァンパイアはカリスマ性があり、クレイジーなプレデターだ。こんな吸血鬼、見たことないだろ!?」とは監督の弁。未知のモンスターの姿を、ぜひ映画館で目撃して欲しい。

文:相馬学

『フライトナイト/恐怖の夜』

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