HDDケース「ガチャベイ」登場! ガチャンと差し込むだけの簡単装着

2014.3.27 11:55配信

外付けHDDの利用者が増えている。これまでPCの周辺アイテムだった外付けHDDだが、いまではBD(ブルーレイディスク)レコーダーや録画対応テレビにつなげて録画番組を保存する人が増えている。いま、PCやレコーダーのHDDがいっぱいで外付けHDDの購入を考えているなら、一歩進んだ「外付けHDDづくり」に挑戦するのはどうだろう。

外付けHDDの利用者増の背景には、データの大容量化がある。2000万画素を超える高精細の写真やハイレゾ音源、フルHD画質の動画など、ユーザーが日常的に扱うデータが非常に大きくなり、PCの内蔵HDDの空き容量がすぐに不足してしまうのだ。AV機器も同様で、レコーダーやテレビが高精細なフルHDの番組を2番組、3番組と同時録画ができるようになると、レコーダーのHDDはいくら積んでも足りない。この溢れそうなデータの保存先として、大容量の外付けHDDが使われている。

ただし、市販の外付けHDDをまだ高いと思う人もいるだろう。そして、もっと大容量の外付けHDDがほしいなら、外付けHDDの「自作」をおすすめする。難しいと思われがちなHDDの自作を簡単にしてくれるのが、ロジテックのHDDケース「ガチャベイ」シリーズだ。

HDDをセットするときの音「ガチャンコ」が名前の由来だという「ガチャベイ」シリーズは、その名の通り内蔵用HDDを「ガチャン」と差し込むだけで使うことができるHDDケースだ。製品デザインはシンプルで洗練されていて、インテリアともマッチする。

しかし、「ガチャベイ」シリーズは、本当に外付けHDDをつくることができるのだろうか。論より証拠。さっそく「ガチャベイ」シリーズで外付けHDDづくりに挑戦した。

●「ガチャベイ」シリーズ「LHR-2BDPU3」で早速自作に挑戦

今回作ったHDDケースは「LHR-2BDPU3」。「ガチャベイ」シリーズのなかのエントリモデルで、むき出しのHDDを最大2台搭載できるスタンド型のHDDケースだ。

結論からいえば、「自作」という言葉が大げさに感じるほど簡単だった。HDDの装着にはドライバーやネジが不要で、HDDを「LHR-2BDPU3」のスロットに差し込むだけ。あとは電源を接続して、「LHR-2BDPU3」とPCをつなげば、外付けHDDとして利用できる。まさに、「ガチャン」と取りつけるだけでHDDが完成するのだ。

ネジやナットなど、特別な部品はいらず、単に差し込むだけ。ウェスタン・デジタルの2TBのHDDを2台接続して、あっという間に4TBのファイルを保存できる大容量外付けHDDができあがった。

「LHR-2BDPU3」は、テレビの録画用HDDとしてもおすすめだ。「LHR-2BDPU3」にセットしたHDDは入替えが簡単なので、HDDの容量が満杯になったら、カセットテープの感覚でHDDを交換して使うことができる。あとはHDDにラベルを貼っておけば、管理がとてもらくになる。

例えば、家族それぞれのHDDを用意したり、ジャンルごとにHDDを使い分けたりすることで、録画した番組を探しやすくなる。「LHR-2BDPU3」は、シャープの「アクオス」や東芝の「レグザ」、ソニーの「ブラビア」、パナソニックの「ビエラ」など、主要メーカーのテレビに対応しているので、安心して利用できる。

「LHR-2BDPU3」の活用方法はまだまだある。例えば、HDDの引っ越し作業だ。「LHR-2BDPU3」は、1台のHDDの内容をそのままもう一台に丸ごとコピーできる「クローン」機能を搭載している。

WindowsなどのOSを起動するために必要なデータもコピーできるので、ファイル設定なども含めたすべての環境を古いHDDから新しいHDDに移行できる。古いHDDは「LHR-2BDPU3」に接続することで、そのまま外付けHDDとして利用することもできる。

●ここまで簡単なRAID設定作業は見たことない!?

「LHR-2BDPU3」は、簡単接続のHDDとHDDのクローンが主な用途だった。データの読み書きを高速化したり、バックアップ体制を強化したりと、より応用的な使い方をしたいなら、同じ「ガチャベイ」シリーズの「LHR-2BRHEU3」がいいだろう。

「LHR-2BRHEU3」は、2台のHDDを搭載することができるいわゆる2BAY HDDケース。「LHR-2BDPU3」と同じように、PCの外付けHDDやテレビ番組の録画用HDDとして利用できるうえ、RAIDに対応している。

RAIDとは、複数のHDDを組み合わせることで、速度や信頼性を高める技術のこと。「LHR-2BRHEU3」は、2台のHDDにデータを分散して書込み速度を向上させるRAID0(ストライピング)、データをリアルタイムでコピーして常にバックアップを作成するRAID1(ミラーリング)、複数のHDDを1台のHDDとして扱うJBOD(スパニング)の3種類のRAIDに対応している。

RAIDと聞くと、設定が難しそうだと二の足を踏んでしまう人もいるかもしれないが、そんなことはない。「LHR-2BRHEU3」にHDDを接続し、本体のボタンでRAIDのモードを選択したら、あとはPCに接続するだけで作業は完了だ。PC側の設定は必要ないので、PCの操作に不慣れな人も簡単にRAIDを構築できるだろう。注意点は、RAID0/RAID1のモードで利用する場合には同じ容量のHDDを使う必要があることくらいだ。

PCまわりやリビングに設置したときに、快適に利用できるように細かい工夫が施されているのもうれしい。例えば、動作状況を確認できるLEDインジケータは見やすく、ディスプレイやテレビの画面を見ることのじゃまにならないよう、明るさやサイズが調節されている。動作音が耳障りにならないよう、ファンコントローラも搭載した。インターフェースは、USB3.0のほかにeSATAも用意し、高速読み書きのニーズにも応える。

「ガチャベイ」シリーズは、「LHR-2BDPU3」や「LHR-2BRHEU3」のほか、小規模オフィスやSOHOなどで活躍しそうなHDD4台用の「LHR-4BRHEFU3」や8台用の「LHR-8BRHEU3」など、全6製品をラインアップ。用途に合わせてチョイスできる。

セットアップが簡単で、シンプルでスタイリッシュなデザインのロジテック「ガチャベイ」シリーズ。大容量の外付けHDDをリーズナブルに手に入れたいときには、サムライの姿を思い出してほしい。(フリーライター・星政明)

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