小曽根真 (c)篠山紀信 小曽根真 (c)篠山紀信

1995年にフランス・ナントで誕生し、2005年より毎年ゴールデンウィークに東京で開催されている世界最大級のクラシック音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭。開催10回目という記念すべき本公演に先駆けて、前夜祭も開催されることが決定した。

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2014」のチケット情報

「ラ・フォル・ジュルネ」は、世界中から1000人以上のアーティストが集い、朝から晩まで複数のホールでコンサートを繰り広げる、ロックフェスのような音楽祭。「クラシック音楽の大衆化」をコンセプトに、料金は2000円前後という低価格の設定で、老若男女が気軽に楽しめる音楽祭として好評を博している。東京では2005年の初開催以降、ゴールデンウィークの風物詩として定着。2007年には来場者数100万人を突破し、世界最大規模の音楽祭に成長を遂げた。

前夜祭の内容は、「アメリカ」をテーマに開催20回目の音楽祭を大盛況のうちに終えたばかりの本場ナントから、10回記念を迎える東京へのスペシャル・プレゼント。世界的に活躍するジャズ・ピアニストの小曽根真、昨年のラ・フォル・ジュルネで喝采を浴びた“カスタネットの女王”ルセロ・テナが登場。ガーシュウィン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」、バーンスタイン作曲「シンフォニック・ダンス」(『ウエストサイド物語』より)、ジョン・ウィリアムズ作曲「スター・ウォーズ」など、躍動感あふれるアメリカ音楽の数々で、熱狂の日の幕開けを華々しく飾る。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014 祝祭の日プレナイト「アメリカの夜」は、5月2日(金)20時より東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットの一般発売は3月29日(土)10時より開始となる。

またラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン本公演は、5月3日(土・祝)から5日(月・祝)の3日間、東京国際フォーラムほか、大手町・丸の内・有楽町エリアで開催。公演数は約350(内有料は約145)を予定。チケットは発売中。

■ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014
祝祭の日プレナイト「アメリカの夜」
【日程・会場】
5月2日(金) 20:00開演 東京国際フォーラム ホールA (東京都)
【出演】
小曽根真(ピアノ)
ルセロ・テナ(カスタネット)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
【曲目】
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン:『ウエストサイド物語』より「シンフォニック・ダンス」
ウィリアムズ:スター・ウォーズ
カンダー&エブ:ニューヨーク・ニューヨーク
バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11
ヨハン・シュトラウスII世:スペイン行進曲 op.433