東京都こども基本条例(令和3年4月施行)の理念を実践し、都政の政策全般を子供目線で捉え直す観点から、これまで都は子供との対話に取り組んできました。令和5年度には、18,000人の子供から意見を聴き、様々な子供の声や思いを反映して子供政策のバージョンアップに取り組んでいます。また、令和5年4月には、こども基本法が施行され、子供の意見反映のために必要な措置を講ずることが国及び地方公共団体の義務とされました。都が取り組んできた子供へのヒアリング事例やそのノウハウを広く共有し、都庁内外で子供との対話を進めるため、本事例集を作成しました。


1 事例の概要


 ❖事例1:子供の居場所へのアウトリーチ型ヒアリング
子供の居場所に足を運び、様々な環境下にある子供600人に意見を聴き、子供政策に反映(児童館、子供食堂、フリースクール、日本語教室、児童養護施設、放課後等デイサービスなど)

 ❖事例2:事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例ハンドブック)
小学生から高校生までの31名が「こども編集者」として、企画立案段階から参加し、東京都こども基本条例の内容を年齢・発達段階に応じて分かりやすく伝えるハンドブックを作成

 ❖事例3:事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こども基本条例解説動画)
小学生から高校生までの21名が「こどもクリエイター」として、東京都こども基本条例の内容を年齢・発達段階に応じて分かりやすく伝える、条例解説動画の制作に参画

 ❖事例4:事業の企画段階におけるヒアリング(東京都こどもホームページ)
子供が楽しみながら東京の魅力や都政への関心を高められるように、ゲーム感覚で遊びながら学べるコンテンツを掲載した東京都ホームページの制作過程に子供が参加

2 閲覧方法


 東京都子供政策連携室ホームページからご覧ください。
 https://www.kodomoseisaku.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/kodomoiken/hearing


 
            
本件は、「『未来の東京』戦略 」を推進する事業です。
戦略1 子供の笑顔のための戦略

こどもスマイルムーブメント https://kodomo-smile.metro.tokyo.lg.jp
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