「人は見た目の印象が9割」とよく言いますよね。仕事上でも恋愛面でも“相手の見た目の印象”は、その人の人物像を知るうえでとても大切な要素のひとつです。
 

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したメラビアンの法則でも、人の行動が他人に影響を及ぼす見た目や表情、動作などの視覚情報は55%。ほ かにも声の大きさや話し方など聴覚情報が38%。続いて、言葉や話の内容などの言語情報が7%とあるように、まさにその人がどんな身なりをしていて、どんな話し方をするのか。

相手の印象から、ひいては性格までわかることは意外と多いものです。今回はそんな相手の見た目の印象から性格・人格を見抜くヒントを、岡崎博之さんの著書『必ず誰かに話したくなる心理学99題』を参考に、男女の深層心理について掘り下げていきたいと思います。

 

ネクタイの選び方で男性の精神年齢と願望がわかってしまう!?

サラリーマンには必須のスーツですが、男性がどんなネクタイをしているのか。無意識にチェックしている女性は多いのでは?

スーツを着用していると「ネクタイ」は個性を発揮できる唯一のアイテムだけに、他人に自分をどう見せたがっているのか。ネクタイから読み取れる男性心理は少なくないようですよ。

 

●無地やストライプで地味な色
常識的な考えの持ち主で、仕事ができる、大人っぽい自分を見せようとしているよう。細かいところまで配慮が行き届くので、仕事面でも恋愛面でも充実した付き合いができる男性といえそうです。付き合う相手としては狙い目かもしれません。

●水玉模様
周りに穏やかな性格、調和の取れた性格に見られたいと思っているのだそう。温和ゆえに優柔不断な一面も見られるようで、いわゆる石橋を叩いて渡るタイプとも。彼が慎重すぎるあまり頼りない印象があるのなら、あなたが支えになってあげると良さそうですね。

●派手な柄もの
自己主張が強いタイプです。積極的な性格だと見せるために、気の小さい人がそれを隠そうとしているケースもあるよう。口ではあれこれと言っていても、実は小心者で虚勢を張っているのかもしれません。上司や同僚がこのタイプなら不平不満は聞き流すのが勝ちかも?

●アニメキャラクターや動物模様
「他人とは違う」「自分の気持ちはわかってくれなくてもいい」と、他人を突き放したい表れなんだとか。他人に対して厳しい目で見てしまう傾向がある一方で、子供っぽく思いつきで行動しやすいところも。この手のタイプはいかに彼を転がさせるかによって、特に恋人関係の場合は大きく変わってきそうです。