『ピンク・パンサー』が、ライブアクションとCGアニメの合体で、ビッグスクリーンに戻ってくることになった。MGMスタジオが発表した。過去のバージョンで、主人公はクルーゾー警部だったが、今回の映画ではピンクパンサーが主役を担うことになるらしい。

今作では、過去のシリーズの多くを監督した故ブレイク・エドワーズの妻ジュリー・アンドリュースも、プロデューサーを務める。監督は『ザ・シンプソンズ MOVIE』のデヴィッド・シルヴァーマン。クルーゾー警部を誰が演じるのかはわかっていない。

『ピンク・パンサー』が初めて映画館にお目見えしたのは1963年(1作目の邦題は『ピンクの豹』)。その後、78年の『ピンク・パンサー4』までピーター・セラーズがクルーゾー警部を演じた。2006年にはスティーヴ・マーティンを主演に据え、『ピンクパンサー』としてシリーズが復活。マーティンが主演する2作目『ピンクパンサー2』は、2009年に公開された。

文:猿渡由紀