ミスター・サイゴン市村正親「原点に戻ってやる覚悟」

2014.4.1 18:40配信
会見より。出演者一同 会見より。出演者一同

ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が3月28日、東京・帝国劇場で行われた。『レ・ミゼラブル』の作家コンビが生み出したメガヒットミュージカル。出演は市村正親ほか。

ミュージカル『ミス・サイゴン』チケット情報

ベトナム戦争を背景に、引き裂かれたベトナム人少女キムとアメリカ兵クリスの恋人たち、混乱のサイゴンでアメリカン・ドリームを追い求めしたたかに生きるフランス系ベトナム人のエンジニアたちの姿から、戦争の虚しさ、愛の尊さを描き出していく。作品は1989年ロンドンにて初演、世界初演から25年のあいだに28か国300都市で上演されている。日本でも1992年に帝国劇場で初演、以降再演を重ね、2012年には“新演出版”として登場、日本各地で絶賛を浴びた。今回はその“新演出版”が、初演の地である帝国劇場にはじめて登場する。

日本初演からエンジニアを演じ続け、自ら「ミスター・サイゴンです」と名乗った市村正親は「『ミス・サイゴン』をまたやれるということは、僕にとって本当に感動的なこと」と語り、さらに本作の訳詞を手掛けた故・岩谷時子氏直筆の劇中歌「アメリカン・ドリーム」の歌詞を手に、「お時さんが『アメリカン・ドリーム』にかけた思いを手にし、また原点に戻ってやってみようと覚悟を決めた」と思いを新たにしていた。

市村とダブルキャストでエンジニアを演じるのは、今回初参加となる駒田一。「正直に言いますと、今回でオーディションを受けたのは3回目。2回失敗し、三度目の正直で最後にトライしようと思って受けた。合格の連絡を頂いた時は、「来た!」というよりはドキっと、不安と高揚感で不思議な思いになりました。エンジニアは市村さんというとても偉大な方がいらっしゃいます。同じような事をしても真似はできない、自分なりのエンジニアをこれから稽古場で作っていけたら」と意気込みを話した。

この日の会見は、女性キャストはすべてアオザイを着ての登場で華やかなものになった。ヒロイン・キム役を演じる笹本玲奈、知念里奈、昆夏美はそれぞれ水色、薄いイエロー、若草色とエメラルドグリーンのツートンカラーのアオザイで清楚な雰囲気。2004年からキムを演じている知念は「キムは最初は17歳。10年間で役とはどんどん開きが出てしまったが、本当に魅力的で大好きな作品なので、毎回これを最後にしようという気持ちでやっています。今回は正真正銘これが最後のキムだと思って、悔いのないようしっかりつとめたい」と話していた。

公演は帝国劇場にて、7月21日(月・祝)にプレビュー開幕。東京公演は8月26日(火)まで。チケットは7月公演分が5月17日(土)、8月公演分が5月24日(土)に一般発売開始。その後新潟、愛知、大阪、福岡、神奈川でも上演される。

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